146 過去の人 ページ15
――Aside――
お店に入ると、みっくんはすぐ注文した。
北「アイスティーとカフェラテね。」
…変わってないね。この注文の仕方
甘いのそんな好きじゃないのに、私がいつも迷うから私が飲みたいやつを両方頼むんだ。
『…今日はカフェラテの気分なんだけど。』
北「じゃ、俺がアイスティー飲むよ。」
『………』
どうしてそんなに優しい顔するの?
私はもう…みっくんの彼女じゃないんだよ
元に戻ることもないのに…
北「………あの頃に戻りてぇーな。」
『…私は戻りたくない。みっくんといて幸せだったけど……幸せだったから、辛かった。」
思い出したくないの。あの頃の苦しみを。
北「今は、、本当に幸せ?辛い思いしてんだろ?
……もう別れちまえよ。俺のとこに帰ってくればいいじゃん。」
できないよ…。みっくんはもう過去の人。
私が今好きなのは裕太なんだから……
『幸せだよ。だから絶対戻らない。』
北「強がんなよ…。泣き虫のくせに。寂しがり屋のくせに。俺のこと好きなくせに。」
『ふふっ、最後のは間違いだよ。』
みっくんらしいね…
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作者名:yuna | 作成日時:2018年7月22日 8時