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149 Tside 偶然？ ページ18
＿＿＿″関係ない″ ″ほっておいて″
その突き付けられた言葉が俺を苦しめた。
「関係ないなんて、、言うなよ…」
泣きそうな顔して俺の手を振り払い
菜々ちゃんは帰って行った。
.
.
.
トボトボ歩いてると、、
カフェの中にAと北山さんの姿…
「……A？」
どうして２人が一緒なの？
足が止まり身動きが取れなかった…
このままカフェに入ればいいのに、普通に聞いて
″偶然会ったの？″って言えばいいのに…
どうして俺はできなかったんだろう？
顔見知りな２人だし、北山さんのことだから
Aとたまたま会ってお茶でもしよって
言ったに違いない。
それなのに出来なかったのは
胸の辺りがザワついて…行けなかったんだ。
北山さんは俺が菜々ちゃんといたこと知ってるし
それをAに聞かれるのも嫌だった。
.
.
.
.
.
この時、Aが俺のことで泣いてるなんて思わなかった…
知らなかったから…前に２人が付き合っていた事なんて。
どうして黙っていたの？
どうせ聞くなら…A、君からちゃんと聞きたかったよ。
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作者名：yuna
| 作成日時：2018年7月22日 8時
