僕は君と出逢うために・・・(yuta) (ページ21)

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*

俊「A～、今日は一緒に帰ろう」

話があるって言われてたのに、なかなか聞けないままだった……

『うん……』

なんとなく予感があって、少し避けてた。
自惚れかも知れないけど、多分俊介は私が好きだ……

俊「公園に行かない？」

夕暮れ時の公園…子供たちが帰り始めて、私と俊介だけになった。
ベンチに行こうって言い出し、俊介の手が私の手に触れる…

『……！』

ギュッと握られた手。俊介からの緊張が伝わる。

俊「好きなんだ、Aの事。」

ﾁｭｯ＿＿＿

俊介からキスされた…触れるだけの優しいキス

私のファーストキス。いきなりの出来事で、頭の中がパニック状態…

俊「ﾌﾌｯ…普通、目閉じるだろ？」

『だって………いきなり、んっ///』

もう一度重なった唇……今度はちょっとだけ長めのキス。

苦しくなって、息をしようとしたら
俊介の舌が入ってきた。

『やめて……』

俊介の胸を押し返し、呼吸を整えようとする私を俊介は抱きしめた

俊「好き…A、俺と付き合って。」

耳元で話されて、俊介の吐息が耳にかかり
鼓動が速くなる……

体を離され、ゆっくり見つめられる

俊「返事は急がないから、ゆっくり考えて」

『うん…///』

俊介が家まで送ってくれて、ずっと考えていた

『どうしよ…』

結局、朝まで眠れなかった…

*