届かない恋心２

love52** ページ9

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(人1)「お待たせ、優太くん｡｣




優太「待ってないから大丈夫ー(笑)


てか… 可愛いね｡｣




(人1)「ありがとう…！｣









勇太に言われた可愛い と、




優太くんに言われた可愛い は、




どっちの方が嬉しかったんだろ…。









そんなことを比べてる私は 本当に最低な人だ。









優太「人が多いねー｡｣




(人1)「ねー！ 毎年毎年…｡｣




優太「…はい｡｣









すっと差し出された、優太くんの大きな手。




はぐれるから って。




私は黙って 優太くんの手に指を絡めた。









(人1)「毎年 友達と来てるの？｣




優太「んー あんま来たことないかな。


小さい頃は、(人3)とよく来てたけど｡｣




(人1)「優太くんって、ほんと (人3)と仲いいよね｡｣




優太「幼馴染みだからね。


(人1)ちゃんは、なんで(人3)と友達になったの？｣




(人1)「中学の時、塾が一緒だったんだ｡｣




優太「そうなんだ！ ずっと謎だったんだよね(笑)


あっ…!!｣




(人1)「どうしたの!?｣




優太「焼きそばのソース、リンゴ飴にかけちゃった！


間違えたー!!｣




(人1)「えー!? ありえない!!(笑)｣









やっぱり、優太くんといると楽しい。









笑顔とか笑いが絶えないんだ。





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