届かない恋心２

love88** ページ46

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ん… 苦しい…









目を開けて見えたのは




勇太。




顔が近い。




私の上に乗ってる。









この状況 何。









(人1)「……っ！｣









私にキスをしてくる勇太。




さっきと同じ苦しさ。




もしかして、さっきも…｡









口に何か入ってくる。




それが何かを理解するまでに そう時間はかからなくて…｡









こんなキス知らない。









したことない。





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何…









何…









なんなの…









勇太 何してんの…





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(人1)「…んんっ……!!｣









服の中に入ってきた勇太の手。









耐えきれなくて 勇太を突きとばした。









(人1)「はあっ…｣









うまく息ができない。









勇太は 何も言わないで私を見てる。









(人1)「な… 何っ…｣




勇太「何が？｣




(人1)「今… 何したの…｣




勇太「分かんないの？


(人1)にキスしたの｡｣




(人1)「ちょっと… わけわかんない…。


そんなこと あたりまえのように言わないでよ…｡｣




勇太「好きな子にキスして何が悪いの｡｣




(人1)「ちょっと待って…。


勇太 さっきからおかしいよ。


てゆうか 意味分かんない…｡


好きって何…｡｣




勇太「そのまんま。


俺が(人1)のこと好きって意味｡｣




(人1)「ばかなこと言わないで。


私は勇太の妹…




勇太「ばかはどっちだよ｡｣




(人1)「え…？｣




勇太「俺はずっと(人1)のこと好きだったの。


15年間も。


こんなに一緒にいんのに気付かない(人1)の方が


ばかだと思うけど｡｣









頭が混乱してる…。




勇太の好きな人が私？




何を言ってるの？




勇太と私は 兄妹でしょ？









そんなの絶対おかしい………。





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