ろく ページ8
時計を見るとまだ集合時間の20分前だった
…流石に早すぎたかと近くのコンビニでアイスでも買うか、と思っていたら
「きん…とき…？」
少し遠くでスマホをいじりながら信号待ちをしている彼らしき人物を見つけた
…え？みんなと一緒じゃないの？なんで？
___昔と一緒…？___
疑問はいっぱいあるものの、声をかけたいところだったがここから彼の所までは少し距離がある。
流石に走っていくのは気が引けるので大人しくアイスを買っていくことにした
コンビニに入る時、チラっと私の視界の中に信号
を渡る彼の姿が見えた。
------
コンビニでアイスを買って外に出ると熱気と眩しさと同時に
「久しぶり」
とニコっと微笑みながら言うきんときの姿。
何年前かも分からないあの日と同じ笑顔
やっぱ変わらないなぁ…としみじみと感じた
「ひ、久しぶり…」
……貴方さっき信号渡りませんでした？なんでいるんですか？私は幻覚でも見ているんですか？
とか色々頭の中が混乱している中で話したら本当のテンションとは真逆のテンションの声が出てしまった
「…何その反応、俺と会うの嫌だった？」
ちょっとムスッとした顔でそう言う彼
『い、いやぁ…？…さっき信号渡ってたのにいた事にビックリしちゃって…』
「なんだ、Aも俺の事見つけてたんだ、笑 信号渡った時にチラっとAが見えたからAに何かあったら嫌だし戻って来た、」
とにへっと笑ってそんな言葉をサラッと告げる
……そーゆーところですよきんときさん、
心の中ではそう思ったが口には出さなかった。
…多分顔は真っ赤だけど。
そんなことを思っていたら "ほら、行こ？" と手を差し出された。
ちょうどさっき思い出した記憶と今の場面がカチッとはまった。全く一緒だ。
『…うん！行こっか！』
昔の後悔を繰り返さないように、この一瞬を楽しめるように彼の手をぎゅっと握った。
終わり
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実況者好きのバカ - ゆぅのんさん» あ、そうだったんですか！遠距離恋愛ねー…(笑)私も実際亀更新で書いてます(笑)← (2018年12月30日 23時) (
レス) id: 47cea3f9be (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅのん(プロフ) - 実況者好きのバカさん» そのうち書こうと思ってたんですけどこれ、私に実際にあった実話なんです、()遠距離恋愛…キツいです、(苦笑) 亀更新かもですが頑張らせていただきます、！コメントありがとうございます！ (2018年12月30日 0時) (レス) id: bc8eb757eb (このIDを非表示/違反報告)
実況者好きのバカ - うわー！自分だったら遠距離恋愛むりだー！って思った作品です(笑)おもしろいですよ！！更新頑張ってください！ (2018年12月30日 0時) (レス) id: 47cea3f9be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆぅのん | 作成日時：2018年12月23日 21時
