A L I V E .

□:2＿＿＿hm ページ16

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私と日高光啓は腐れ縁、つまりは幼馴染だ。

小さな頃からずっと一緒で、なぜか高校まで一緒になってしまった。





光啓は顔が整っていて昔からもてはやされたせいか今みたいなチャラついた男になり、

私は光啓くん！と騒ぐ女子を見てどんどん冷めていった。







「まあAといるのが一番気は楽かもな」

「そりゃどうも。」

「だってほぼ女じゃないからな、お前。」

「知ってる。」








そして私は今光啓に「お前は見た目以外ほぼ男だ。」と言われるまでに至る。



私だってなりたくてそうなったわけじゃない。






こんな私でも友達は男女共にいる方だし告白された事も数回ある。


光啓には「これが最後かもしれないんだぞ？」と了承するように何度も言われてきたけど私はその度に断っていた。








⋯⋯だって私は光啓が好きだから。









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