時は来た!! ページ7
Aside
桐鳥「ちぇっ、星見えねーじゃん。」
午後8時前。
愛刀の夜桜(小太刀)と星月夜(ホシヅクヨ)と共に曇天のなかを指定された港まで行く。
もちろん土方さん運転のパトカーで。
嫌々言いながらも車をだしてくれたのだ。
バッチリ安全運転でした!
土方「相手は何人かわかるんだよな??」
桐鳥「………約250。大丈夫ですよ、
死にはしないですし。」
土方「バカかお前。下手したら死ぬぞ。」
まぁそうなんですけど、と苦笑いで返す。
正直言って250は多い。でもなんとかなるだろう。そのために、秘密兵器借りてきたし!
土方「……ヤバそうだったらすぐに連絡しろ。」
桐鳥「土方さん………………」
ごめんなさい、と言ってしまうところだった。
だってたぶん勝てるよ。あいつらには。
私はふと思いついたことを提案する。
桐鳥「じゃあ、無線ずっとつけててください。
電源入れるのもキツイと思うので。」
土方「…………ずっとは無理だ。」
桐鳥「じゃあたまに!!」
土方さんは あぁ、とだけ言って、
それきり黙り込んでしまった。
私は秘密兵器を信じて助けはなるべく求めないつもり。だからきっと、土方さんなんかに、助けてください!!なんて言わないと思う。
だけど、本当に、かなりヤバそうだったら呼ぼうかな。
土方「じゃあ、行ってこい。」
桐鳥「はい!運転ありがとうございました!」
車の外は季節が春だからというのもあってか以外と暖かかった。先程までの曇天も、すっかり晴れ、月の光があたりを照らしていた。
行く宛もないまま、私は歩いた。
どのくらい離れたかわからない。
なんとなく足を止め、1人呟いた。
桐鳥「土方さん」
桐鳥「今夜は長引きそうです。」
登り始めた下弦の月を見あげながら
私は港を徘徊する。
ほんの一瞬、少しだけ
春風と混ざって
彼のタバコの匂いがしたような気がした。
ゲーマーだって、隠したいことがあるんです。→←作戦も、もちろんゲー厶から
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エルマロ(プロフ) - 続きが気になる… (2020年6月6日 12時) (レス) id: 4f30ca6216 (このIDを非表示/違反報告)
エルマロ(プロフ) - 面白いですね!更新頑張ってください! (2020年4月29日 13時) (レス) id: 4f30ca6216 (このIDを非表示/違反報告)
#性別行方不明 - ご指摘ありがとうございます!!!小五郎になってましたね、申し訳ございません。 (2019年4月29日 15時) (レス) id: c7972307f2 (このIDを非表示/違反報告)
ノーマン愛してる - 小太郎です (2019年4月25日 20時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:#性別行方不明 | 作成日時:2019年3月31日 19時