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用件 ページ20

桐鳥「…………………なんでいるんですか?」

銀時「え、俺らが行ったほうが早くね?って思って「氏ね!!」ぐふっ!!!」

屯所に帰れば銀色の天パがどこかソワソワしながらお茶を飲んでいた。
まさかの仕事中の沖田さんといっしょに。
しかも私の部屋で。
これは膝蹴りをしてもおかしくない。

沖田「会って早々なに膝蹴りかましてん「あんたも氏ね!!!」ぐふぉっ!!!」

膝蹴りを腹に受けた2人は床に額をつけて悶絶していた。

桐鳥「で?ご用事とは?」

銀時「ぁ…………あ……」


ダメだ、コイツ悶絶しててお話しできない。

沖田さんはもう起き上がってるけど、このマダオは…………まぁ、歳だし。仕方無いか。

銀時「おい、Aちゃん………?今すっごく失礼なこと考えてたよねぇ?」

桐鳥「気のせいです。で、用件。」

沖田「おい桐鳥ィ、いくら旦那だからって客人相手にそんなことするんじゃねー
桐鳥「沖田さんは始末書しましょうねーじゃないとゲームしませんよー」

沖田「……………………………チッ」

桐鳥「舌打ちはしっかり聞こえてます、さぁ早く!始末書!どーぞ!」

桐鳥「最近はゲームしてないから腕落ちたかも。たぶん沖田さん勝てますよ。」

沖田「しゃあねぇな。」

銀時「え、嘘だろ」

ちゃんと始末書を片付け始めた沖田さんに銀時さんは目を丸くしていた。

銀時「ね、ねぇ?Aちゃ〜ん?いつから総一郎くんこんな従順になったの?」

桐鳥「銀時さん、総悟です。別に、終わり次第ゲームしてるだけですよ。1回も負けたことありませんけど。」

そう、彼とはたくさんゲームで対戦をするが、487試合中487勝0敗北なのだ。もちろん私が。

銀時「あのねぇ桐鳥Aさん?銀さん、総一郎くんには席外して欲しいんだけど」

桐鳥「銀時さん、総悟です。だそうですよー沖田さん、いいですか?」

沖田「………………タバスコ15本、団子奢り 」

桐鳥「いいでしょう。」

沖田「!」

そそくさと部屋を出ていった沖田さんを見計らって、銀時さんは用件を話す。

銀時「……………ヅラのことだ。」

眉間にシワを寄せて話し始める銀時さんの雰囲気はどこか焦っていた。きっと時間がないのだろう。

銀時「ヅラが、なんか企んでやがる。」

桐鳥「え、」

あの時見た彼の、恐怖と、憎しみと、焦りと、悲しみが複雑に混じった顔が浮かぶ。

銀時「なんか情報掴んでねぇか」

情報提供を求めてきた彼に、私は首を振ることしかできなかった。

どうしよう→←二日酔いとゴリラと美人と。



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エルマロ(プロフ) - 続きが気になる… (2020年6月6日 12時) (レス) id: 4f30ca6216 (このIDを非表示/違反報告)
エルマロ(プロフ) - 面白いですね!更新頑張ってください! (2020年4月29日 13時) (レス) id: 4f30ca6216 (このIDを非表示/違反報告)
#性別行方不明 - ご指摘ありがとうございます!!!小五郎になってましたね、申し訳ございません。 (2019年4月29日 15時) (レス) id: c7972307f2 (このIDを非表示/違反報告)
ノーマン愛してる - 小太郎です (2019年4月25日 20時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:#性別行方不明 | 作成日時:2019年3月31日 19時

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