【銀魂】沖田の双子の妹は夜兎高校の会長です

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今日は追試の日


結果は








神威も阿伏兎も全教科合格





阿伏兎はめちゃくちゃ喜んでいる

合格ラインぎりぎりなのに



一方の神威は余裕で合格

もともとそこそそ出来る彼にとっては造作ないことらしい

しかし今回、何故ちゃんとテストを受けたのか

それは

受かったらデート


なんて言う案外簡単な約束によるもの



そんなちっちゃな約束で頑張るだなんてまだガキだね〜とか言って嘲笑したら黙って肩を“軽く”ど突かれた


正確には肩が脱臼するほど


私はムカついたから鞄で反撃


そしたら肩をどつかれて


また鞄で反撃


…エンドレス



おかげで私は気分が悪い



威「受かったからデートね」


ニコニコしながら言ってくるけど


「今日は無理」



威「まだ朝の事、根に持ってるの〜？そんなんじゃモテないよ〜？」



一言で言おう

うざい


「そんなんじゃないよ。ただ今日は生徒会の仕事があるから。じゃあね〜」


笑顔で言い放って返事を待たないまま教室を出て生徒会室へ向かう


つれないな〜なんてのんきな声が後ろから聞こえていたけど無視だ、無視



仕事があるって言うのは嘘ではない
今日は終わったら生徒会室に来るように言われている
本当は面倒くさいからバックレるつもりだったけど



いつもは面倒くさくてサボっているこの仕事もこういう時だけ使えるな



みんなは忘れてるかもしれないけど一応これでも生徒会長



私以外に出来る人がいないんだとか



私に拒否権はないのかよ



「あーーめんどくさー」



なんて独り言を言いながら廊下を進む


いつもは騒がしい廊下だけど今日は追試組だけで先生達もいつも以上に目を光らせているから静か


…この静かさは逆に落ち着かない


なんて言うんだっけこう言うの





あ、そーだ





嵐の前の静けさ


、、か

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