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阿伏兎がボコられた後、神威も勉強会に加わった
って言っても神威は漫画を読んでるだけ
おまけに巻数が抜けているだの文句を言っている
面倒だから無視していた
すると
沖「おい、優希。ギンタマンの七巻ねぇんだけど…」
「あー七巻?神威が読んでるよ」
威「ど〜も。これ八巻無い?」
沖「部屋にあるけど、テメェには絶対貸さねぇ」
ちょっと不機嫌な総悟
威「オニーサンの部屋ね〜」
そう言いながら私の部屋を出て行く神威
総悟はすぐに追いかけた
「何でも良いけど家だけは壊さないでn…」
バッターーーーーーン!!!
こりゃ扉ぶっ壊れたな
「…めんどくせー」
阿「…それでいいのか、お前さんは」
「いーのいーの。んで、わからないとこどこ?」
漫画を置いて阿伏兎に勉強を教える事にした
あとでお前も遊んでた、だなんて言われない為に
扉の修理代は一切出すつもりは無い
そうこうしているうちに日が沈んできた
外は綺麗な夕焼けである
阿伏兎は、、まぁ追試に落ちるような事は無いようなレベルまでにはなった
ずっと教えていたから疲れた
今度何か奢りは絶対
そしてすっかり忘れていたが、随分前に部屋を飛び出ていったあのお2人さん
随分静かだけど何してるんだか
様子を見にリビングに行くと
テレビでマ◯オカートを無言でしていた
現実では無言でも画面内は壮絶
バナナや甲羅、爆弾やらがコースを荒らしていた
一体何回戦やったかは不明だが、私達がずっと勉強していた間中やっていたとしたら凄い集中力だ
この集中力、他に使え
そしてトータル結果は、、
見事に引き分け
2人は決着をつけるだの何だのいってるけどもう埒が開かなそうだからやめさせた
勉強も終わったし(ただし阿伏兎のみ)
そろそろお開きにする事に
玄関までお見送りをしてあげる
「送っていく」
威「いや、大丈夫だよ。もう暗いしね〜」
こういうところはちょいちょいイケメン
でもこんな程度のイケメン行為にはもう反応しなくなった
「わかった。じゃあね、また明日。追試はちゃんとやれよ。阿伏兎もまたね」
そうして2人は帰っていった
リビングに戻ると総悟がゲームをしていた
そして一言
沖「…部屋にホイホイ上げるんじゃねーぞ。俺の家だかんな」
…お前は親父かツンデレか
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ゆゆ(プロフ) - ポンテリングさん» コメントありがとうございます!訂正させて頂きました。ご指摘ありがとうございます!今後このようなミスが無いようにします。 (2017年10月13日 20時) (レス) id: 41860328a1 (このIDを非表示/違反報告)
ポンテリング - 夢主とっても強いですね! あと設定で都立夜兎商業高校となっていますが、正しくは都立夜兎工業高校ですよ! (2017年10月13日 20時) (レス) id: a61f051594 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆゆ | 作成日時:2017年9月5日 23時