木兎君には弟がいました(ハイキュー)

おとうと2 ページ4

どうやら赤葦が3回ほど、光太郎にトスを上げなかった事が原因らしい。









「…バカなの光太郎は」




「赤葦でも手が付けられないらしくってさぁ〜Aちゃん頼めない〜？」









と言われたので光太郎のショボくれモードを直したいと思います。









つかそこで横目で見てる小見とか、猿とか助けてくれないの…まあいいけど






俺が名前を呼ぶとぴくりと反応した光太郎。









「すみません、後お願いしてもいいですか」





「うん、赤葦は練習再開していいよ」





「うう…どーせ俺なんて…」







「光太郎いつものやつやってあげようか？」









そう言うと、マジか！と言わんばかりのキラキラした目に変わる。







「お、なんかもう直ったっぽい〜？さすが〜」




「兄弟っていいねぇ…」








あんまここでやるのも恥ずかしいけど…









「しゃがんで、光太郎」









おうの言葉と共に間近まで顔が来た。









「え、ちょ、何やろうとしてんすかあの人達…！」




「赤葦〜ほっとけ、いつもの事だから」





「いつもって言うか、木兎がしょぼくれてどうしようも無い時だけだけどねー」






「……」←絶句








「光太郎、大好き」







ちゅっと口に本当に一瞬キスして離れた









「え、ちょ、口ですよ！？なんで先輩達そんな遠い目してられるんですか！！」





「おおー赤葦が珍しく動揺してて超面白ぇwww」





「猿杙さん笑わないで下さい！」





「俺じゃなくて木葉の方が大爆笑なんだけどなぁ」









「うおおおお！！復活！！木兎さん大復活！！あかーしトスくれ！！」









「ずるい…嫌です」









「なんで！？」









光太郎も復活した事だし、自分のサーブ練再開しよう









ーー



(にしても、相変わらず無表情だったなー少しは照れねえの？)





(内心結構照れてたよ、皆見てるし)







(Aほんと顔にでないよねぇ、まあそんな所も好きだけど)






(ちょっと猿杙…子供扱いしないでよ)

おとうと3→←おとうと1

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す