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おとうと9 ページ13

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それからはジャンプフローターサーブ、無回転サーブ、普通のジャンプサーブを代わる変わる打ってあっという間に点差は9点も開いた。





堪らず向こうはタイム取って、こちらも少し汗を拭く。







「お疲れ様Aちゃん〜相変わらずかっこうぃ〜」


「何そのキャラ…ありがと」




マネからスポドリとタオルを貰って汗を拭く




「…凄いですね、サーブだけで9点差…」


「いや、まだまだだよ。だって取られてたボールがあるじゃん」





まあそれでもこっちのチャンスボールで光太郎が決めてくれたんだけど




タイムが終わり、俺のサーブから始まる






…試してみても、いいかな。





新ワザ…って言ったら大袈裟だけど。





サーブを打つ時に、右端に立ち高く打ち上げ、思いっきり腕を振るう。





「(成功したか…?)」





向こうのコートのみんなは及川君が打つようなサーブだと思い、そのボールの到着点を予想してレシーブがうまい先輩方が行く。





「っ!ドンマイA!!」






こっちの皆は取られると思い、俺に励ましの言葉をかけてくれる。






「…1点」





ボールは真っ直ぐには行かず、構えてた人達を欺くように左へ急カーブを描く。







「っ!?すまん!!取れなかった!!レフト!」



「ぐっ…!くっそ!」









なんとかはじいたが、アウトだったらしく笛の音が鳴る。





「すっ…スッゲェぇぇ!!!どうやったんだよ今の!!」


「木兎うるせえよ!!ナイッサー!」


「あなたが味方でよかった、ナイスサーブです」



「皆試合に集中して…」









やばい、嬉しい成功した。




これでばっちりコツとタイミングも掴めた。





密かに心の中で喜んでいると既視感を感じて振り返ると、1年生の子がこちらをじっと見ていた。





「?何だろう...?」





バチッと目が合うと、急いで逸らされ、味方の応援の続きをその子はした。








「ま、いっか」









ーーー


(すげえサーブだった)


(教えてくれるかな…)

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ユウ(プロフ) - これからどうなるか楽しみです、更新頑張ってください。 (2016年9月4日 15時) (レス) id: cb3c3b9b5b (このIDを非表示/違反報告)
はる - もう更新しないんですか??これで終わりですか。 (2016年3月31日 14時) (レス) id: 7a0384a6c8 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - お話読みました、面白いです。これからどうなるか楽しみにしてます!更新頑張って下さい。応援してます! (2016年2月25日 22時) (レス) id: 082744dcd5 (このIDを非表示/違反報告)
愛音 - 続きが気になります。更新頑張ってください。 (2016年1月22日 17時) (レス) id: 2f4bb6cc32 (このIDを非表示/違反報告)
あいてる - チョロ話がチョロ松に見えた人 ((はーい (2016年1月8日 9時) (レス) id: d8acbd1d87 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆい | 作成日時:2015年12月7日 18時

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