2話 ページ2
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ポニーテールが好きだって聞いたから、髪を伸ばした。
神ちゃんにも手伝ってもらって、あんまりそーゆうことは得意じゃないのに毎日お手入れだって頑張ってる。
大人っぽい服装がタイプだって言ってたから、流星と望にショッピングに付き合ってもらった。
年齢差を埋めたくて、ちょびっとだけ背伸びした服を着るようにしている。
少しでも好きな人に近付きたいから。
大変でも、面倒でも、それがなんだか楽しいの。
恋って不思議。魔法みたい。
末「あ、おはよぉ」
佐「Aちゃんや！」
福「ほんまや！」
今日は今度の少クラin大阪に向けてレッスン場に集まってる。
WESTからは私だけ。皆も忙しいからね。
既にAぇを含む関ジュはわいわいと楽しげにお喋り中。
でも挨拶をする前から私の存在に気付いて声をかけてくれる、末くん。
そーゆうとこがずるい。
『おはようございまーす』
末「もっと集合遅かったんちゃうの？」
『んー久々だから早く会いたくなっちゃって』
末くんに、とは口に出さず曖昧に濁した。
だって他の人もいるから恥ずかしいんだもん。
西畑「そんなに俺らに会いたかったん？ 可愛えやつやなぁ〜」
『わっ、ちょ、髪ぐちゃぐちゃにしないでよ！』
西畑「誰かさんのためにちゃーんとオンモードやから？笑」
わかってるなら余計にやめて。
そう抗議の視線を強めると、にやにやしながらもやっと離れてくれた。
『大吾最低』
西畑「ちょっとしたスキンシップやん。笑」
『結び直しなんですけど！』
赤色のヘアゴムを外すと、胸の辺りまで髪の毛が落ちる。
せっかくちゃんとやってきたのに。大吾のやつめ。
私がぶつぶつ文句を言っていると、ふと、頭に何かが触れた。
末「あんまAちゃんいじめたんなって。せっかく可愛かったのに勿体ないやん」
触れたのは、大好きな人の大きな手のひら。
さらりと私の髪を整えてくれる、綺麗な指。
あぁもう今幸せすぎて死にそう。
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ゆの(プロフ) - oshige127さん» 何回も読んでもらえるの嬉しいです😊 デレ期到来…ですかね♡ 甘々な2人の関係を乞うご期待です！ (2022年11月24日 21時) (
レス) id: a2597d3538 (このIDを非表示/違反報告)
oshige127(プロフ) - はじめまして！いつも楽しく読ませていただいてます！なんなら何回も読み返してます！最近の末くんのデレデレ具合はなんなんですか〜（笑）一生のお願い真剣に考えます！笑 (2022年11月24日 10時) (レス) id: c6522ef373 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの(プロフ) - 3さん» ぜひ何回でも！毎回とっても嬉しいです♡ (2022年10月14日 2時) (レス) id: a2597d3538 (このIDを非表示/違反報告)
3(プロフ) - 何回もコメントすみません！めっちゃわかります焦ったい感じがたまらないんですよね楽しみにしてます！！ (2022年10月13日 13時) (レス) id: 050b62ae5b (このIDを非表示/違反報告)
ゆの(プロフ) - 3さん» 第三者目線だと「はよくっつけや！！」ですが当人たちには全く伝わっていない感じが好きでして。笑 もうしばらく皆さまにはもだもだしてもらいます。笑 コメントありがとうございました！ (2022年10月13日 3時) (レス) id: a2597d3538 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆの | 作成日時：2022年7月17日 2時
