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「うん。また。」
手を振りながら笑顔で
その姿が見えなくなるまで
手を振り続け、
見えなくなった途端に
はぁぁあーーーっっと
溜息をついていると、
向かいの席から、
チャンミンが呆れたような声を出して言った。
「いいですかA。
絶対に他では、
本当の事は、言わないでください。
もしAが話したら
イメージモデルの話は
無くなります。」
「うん。ごめんごめん・・・
でも、焦った。」
はぁ、と息を吐き出す私に向かって
チャンミンが話を続ける。
「彼女も、モデルさんなんですか。」
「そ。
うちの事務所だと、
No.1か2くらい人気あるんだよ、彩乃。」
「・・・もう外で会うのは
やめた方がいいかもしれません。」
え。
突然、そう言われて、
思わず顔を上げチャンミンを見返した。
そしてチャンミンの顔を見た途端、
異変に気が付いた。
「・・・チャンミン？」
顔色が良くない。
・・・大丈夫かな。
私が心配していると、
チャンミンが不意に私にこう言った。
「あの女性・・・とは、
Aは仲がいいんですか？」
「え？うん。
事務所の中では多分一番
彩乃と話すかも。
なんか、私に懐いてくれてて。
彩乃の方がお仕事いっぱい来てるし。
ライバル心とか無くて。
まぁ喜んでいいのか分かんないんだけど。」
「今までは、
そうかもしれませんね・・・。」
少しだけ笑いながら、
チャンミンが、呟く。
「あまり仲良くしすぎない方がいい。」
「え。」
驚いて見返す私を、
真剣な顔をしてじっと見るチャンミン.。
・・・・どう言う意味？
「見た目だけに捕われないで下さい。
美しいものが本当に美しいとは
限らないから。
・・・あの女性は、
確かに美しいかもしれません。
美しい事を自覚している人は、
人より優れている事を
基準にしてる場合があります。
比較の上で自分の美しさを
自覚している場合と、
そうじゃない場合がありますよ。
多分・・・彼女は前者だと言う事です。」
「・・・・・。」
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ゆうたろう(プロフ) - かなさん» かなさん、ありがとうこざいます＾＾更新ぼちぼちですが、また読んでやって下さい。チャンミン彼女には甘々なイメージありますよねぇ。フフフ… (2019年2月23日 8時) (
レス) id: 2bba9131ef (このIDを非表示/違反報告)
かな - ときどきやってきて、読ませてもらっています。チャンミンにキュンっ (2019年2月20日 23時) (レス) id: e04eb6e781 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうたろう
| 作成日時：2019年1月19日 0時
