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初恋から10年
「健永くん、明日東京行っちゃうんだよね」
「うん、そだね」
ひとつ年上のお兄ちゃん、
物心ついた時から一緒に居て
ずっと私の事守ってくれた
そんな健永くんのことがずっと好き
けれど健永くんは東京の大学に行ってしまう
こうやってベランダ越しに話すのも今日が最後
「小さい頃からずっとこうやってたもんなー」
「うん」
「なに、寂しいの？笑」
「全然！」
いつもそう、素直になれない
今日素直にならないと、もう健永くんに会えない
「俺は寂しいけどな」
「え？」
「俺はこうやって毎日Aに会えなくなるの寂しいよ？」
「わ、私だって・・・、」
「俺さ、Aのことが好き
Aは？」
「えっ！？ほんと？」
「うん、本当。」
「私だって、、健永くんのことずっとずっと好きだった！」
「うん、知ってる」
「えっ、ずっと！？」
「10年前からずっと、笑」
「ひどい〜／／」
「いいじゃん、両想いなんだから」
健永くんは私の腕を引き寄せキスをした
「おやすみ」
明日からは恋人の健永くん
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rico(プロフ) - 桃色フェアリーさん» コメントありがとうございます！隣でおやすみって言って、またおはようって言い合える関係になりたいものですね(；＿；) (2020年6月6日 2時) (
レス) id: 45ee002d3f (このIDを非表示/違反報告)
桃色フェアリー - 2人でおやすみとおはようって毎日出なくても良いから、言って見たいですよね〜私も言って見たい。たいぴーと〜 (2020年5月25日 0時) (レス) id: f0b607ac31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rico | 作成日時：2019年12月27日 17時
