運命5 ページ8
”羊” 確か子供だけで構成されている組織だよね…
リーダーは異能力【汚れちまった悲しみに】を使う中原中也
銃弾というか普通の攻撃は効かない。この時代に凄く理不尽だよね
太「ふぅん…道理でさっきから、向こうのほうで爆発音や銃撃戦の音が賑やかな訳だ
ま、どうでもいいけどね」
その時、治の携帯が鳴った。森さんからのようだ
太「もしもし?うん、聞き込みは完了。いろいろ分かったよ。え、どうやって、って…
出来るよそのくらい。そうだね、結論から言うと先代はいたよ。蘇ったんだ。
地獄の底から___黒い炎に包まれて」
何だって?と上ずった森さんの声が聞こえる
太「目撃者が何人もいたよ。余程この世に未練があったのかな?
兎に角、帰って詳しく報告を__」
その瞬間治だけ吹き飛んだ
何で私が吹き飛ばなかったのか?頑張って手を振り解いたからだよ
治が犠牲になっちゃったけどね←
異能力で飛んで治のところに行った。あ、最近練習したんだよ
そして吹っ飛んでいった治の上には”羊の王”中原中也が乗っていた
中「ははは、こりゃあいい!」
中也がそう言って笑う
中「ガキとはな!泣ける人手不足じゃねえか、ポートマフィア!」
太「痛いじゃあないか。僕は痛いのは嫌なんだけど…それで何で手を離したの(人1)」
あ、見てるの気が付いたんだ。そう思い屋根の上から飛び降りる
『何を当たり前なことを言っているんだ。治の巻き添えになるなんて御免だよ』
そんな私達を見ながら中也が口を開く
中「お前らに選択肢をやる、ガキ」
(偉そうだなー)
中「今死ぬか、情報を吐いて死ぬか。好きなほうを選びな」
太「その二択いいね、心そそられる。…じゃ今殺せ」
中「ふん。泣いて逃げ出すかと思ったが、意外に根性のあるガキ共だな」
ガキ共?
太「『ガキは君も同じだ』」
『それとこいつと一緒にしないでくれ。こんな〇殺願望とは違う。
それに…君に私は殺せない』
中「確かに俺と戦う奴はみんな最初にそう言う。だがすぐにその間違いに気づく。
ただのガキじゃねえんだよ、お前らと違ってな」
『…そう』
その後、二人は話をしていたみたいで何故か治が中也に蹴られていた
(はぁ、何で治は中也を煽るかな…)
そう思いながら二人を眺めていた
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作者名:にゃっきー | 作成日時:2022年7月27日 9時