エーデルワイスを彼らに【東京リベンジャーズ】

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「…さて、本人は来てねぇけど見てくだろ？アイツの手紙」



タケミっちが手にしたのは、
マイキーが自分に宛てた手紙。









＿＿＿＿＿未来のオレへ。佐野万次郎。


12年後か…オレ何やってんだろ？想像もつかないな。

三ツ谷はきっとファッション系の道に進んでんだろうな。
オシャレな仕事場でさ、カッケェ服いっぱい作ってそう。想像がつく。

八戒は三ツ谷の事大好きだから近い仕事かな。
三ツ谷の職場に入り浸ってそう。

パーちんは絶ッ対ェ親父さんの不動産屋継いでる。
尊敬してるもんなー。

ぺーやんはパーちんの補佐。
やっぱパーにはぺーがいないとな。

スマイリーは…そうだな、ぶっ飛んでっからヤベぇ事してそう。
まあでもアングリーがいるから平気。

ケンチンは一択！絶ッ対ェバイク屋！！
ケンチンの事は誰よりも知ってるかんね！

千冬は…バジだなー。
きっとバジの事想ってなんかしてるハズ。

タケミっち。テメェはヒナちゃん幸せにしてなかったら殺す！

東卍を畳んだのはオマエのためだけじゃない。みんなのためだ。
オマエらが大人になる為に必要なモノは東卍(ココ)にはない。
だからみんな…必要なモノを探す旅をしろ。

オレも必要なモノを探す旅に出る。
もうオマエらと会う事はないかもしれない。でもわかってるだろ？

どんなに離れていても、繋がってる＿＿＿＿＿






































　









　



「“…最後に、A”」

『！』



「“きっとオマエは今、千冬といるんだろなー。
んで二人でなんか上手いことしてると思う。
…一人にさせてごめん。オレだって本当は離れたくなかった。
けど、オマエが幸せになるにはこれしかなかった。
オレの事なんか気にせず、オマエはオマエの幸せを見つけてくれ”」









　





　




　









『ッ〜〜〜、』

「A！」



声にならない叫びを上げて、
その場に崩れ落ちる。

地面に倒れそうになる直前で、
千冬が支えてくれた。









　
　









　









こんな事書くくらいなら、

私の前から居なくならないでよ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

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