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「オマエらさっきからよぉ……
何言ってっかわかんねぇんだよ!!」
『…え?』
気付けばぺーやんが斑目を殴っていて、
その斑目は地面へと伏している。
白目を剥いて。
『…え、ぺーやん、強いじゃん』
「「えーーーー!?」」
「タカちゃんが言ってた。
“ぺーやんはアホだけど腕っぷしならオレより上だ”ってね」
「日本語喋れコノヤロー」
まじかよ。
ぺーやん三ツ谷よりパワーあんの?
細いのに。
「四天王を一発…!?」
「これが東卍!?」
「楽しめそーじゃん東卍!」
ぺーやんのまさかの行動に驚く天竺。
そして笑みを浮かべるイザナ。
「タケミっち。あとは任せた。
開戦の狼煙はオマエが上げろ!!」
ぺーやんに任されたタケミっちは、
一瞬下を向いたが、すぐに顔を上げた。
「みんな、準備はいいか?」
「ああ」
「いつでもいいぜ」
「大将」
…タケミっちが、東卍を率いてる。
あんなに弱々しかったタケミっちが、総長代理。
「稀咲ィ!」
「花垣武道」
「長い戦い!!ここで終わりにしようぜ!!」
「今日!白黒つけてやるよ!」
「「「行くぞぉぉぉ!!!」」」
東卍と天竺の戦いの狼煙が上がった。
私はというと、未だ手首を縛られたまま。
『(…ハッ、総長補佐が情けないわ)』
私は手首に力を入れ、
『っぐ、!!』
「あ、」
手首を縛っていた縄を引きちぎった。
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重岡ゆう毅(プロフ) - 華まるさん» 華まるさん、ありがとうございます!ぜひ続編もお付き合いください^^ (2021年9月22日 9時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - らっだぁ推しさん» らっだぁ推しさん、ありがとうございます!素敵だなんて…(o^^o)明日には続編出すので、ぜひお楽しみに! (2021年9月22日 1時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - mikkyさん» mikkyさん、ありがとうございます!12年後のお話までは少し間があるので、どんな風になっているのかは、予想してみて下さい( ´-`) (2021年9月22日 1時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - まちゃさん» まちゃさん、ありがとうございます!花言葉は色々ありますが、続きを読むとどれが正解なのか分かると思います(´ω`) (2021年9月22日 1時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
らっだぁ推し - とても素敵な作品でした!p(^-^)q続き、楽しみにしています! (2021年9月22日 1時) (レス) @page36 id: ea31be1e50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:重岡ゆう毅 | 作成日時:2021年9月13日 15時