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＿＿＿＿＿1月2日、夜。
病院内も静かに落ち着いている時間。
有難い事に、私の下の階には誰も入院してない。
そして私は個室に入院している。
つまり、誰にも見られずに飛び降りれるワケだ。
頭に巻いてある包帯を、するすると解いていく。
骨はまだ完治してないけど、
喧嘩するワケじゃないし多分大丈夫。
病院着を脱ぎ、白いTシャツを制服のスカートにインして、
黒色に金の刺繍のしてある、特攻服を手に取る。
『…何気に初めてなんだよなぁ、これ着るの』
三ツ谷が作ってくれた、
大事な大事な、私の特攻服。
ゆっくりと、袖を通していく。
『…はは、中一からサイズ変わってないとか、笑』
それは見事にぴったりなサイズで、
嬉しいような、悲しいような。
そして靴下を履き、ローファーを履く。
冬だから寒いだろうけど、少しの我慢。
私はタイミングを見計らって、窓を開け、
『…よし、』
その窓から、飛び降りた。
『っと、』
幸い着地も上手くいき、周りに人もいない。
辺りは静寂に包まれている。
『先生ごめんなさい、これは大事な用だから』
病院を後ろに、私は武蔵神社へと走った。
寒い冬の夜を、特攻服を着た女が走ってる。
側から見たら、多分やばい奴だ。
気温も低いし、普通に寒い。
あと走ってる反動が、頭にめちゃくちゃ響く。
けど、なんか、
『…ッ楽しい、』
一秒でも早く、
みんなが集まる、あの場所へ。
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重岡ゆう毅(プロフ) - 夜月さん» 夜月さんありがとうございます！大好きだなんて（ ; ; ）嬉しいです！これからも宜しくお願いしますね(o^^o) (2021年9月11日 22時) (
レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - Chaosさん» Chaosさんありがとうございます！更新は夜が多いですが、なるべく一日に沢山更新出来るように頑張ります^_^ (2021年9月11日 22時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - お餅さん» お餅さんありがとうございます！これからもからも応援宜しくお願いします＾＾ (2021年9月11日 22時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - 重岡ゆうさんの小説大好きです!これからも頑張ってください!応援してます！ (2021年9月11日 22時) (レス) id: 935b93b187 (このIDを非表示/違反報告)
Chaos(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2021年9月8日 14時) (レス) id: c7227097e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：重岡ゆう毅
| 作成日時：2021年9月1日 22時
