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漆拾弐話 ページ24

前に倒した、
堕姫と妓夫太郎の時とはまた違う?



二体と言うよりは…
一体が分裂して増えた感じ。



まぁ、どんな鬼であろうと、
倒す以外の選択肢は無い…!



炭治郎と無一郎が鬼に斬りかかろうとしている。



が、無一郎が向かって行った鬼の持つ、
扇子に目がいった。









『(…童磨みたいに、あれが武器かもしれない、!)』








無一郎に声を掛けようとした瞬間、









『っ無一郎!!』









その扇子に仰がれた無一郎が、
壁を突き破って吹き飛んだ。




「楽しいのう、豆粒が遠くまでよく飛んだ。なぁ積怒」

積「何も楽しくない。
儂はただひたすらに腹立たしい。可楽…お前と混ざっていた事も」

可「そうかい、離れられて良かったのう」





二体の鬼は、可楽、積怒という名前らしい。

少し仰いだだけであの威力……



やはり上弦だ。






『炭治郎。こちらの鬼は私がやる。そっちをお願い』


炭「はい!」





互いに背を向け、戦闘態勢に入る。



しかし、積怒が手に持つ錫杖を地面に突いた途端、
地面から稲妻の様なものが出た。



『っ!!』



全身に電流が流れ、
思わず片膝をついた。




炭治郎を見ても、
意識を何とか保っているようなものだ。



『(落ち着け……意識を飛ばすな、持ち堪えろ、自分…!!)』



目を細めた瞬間、
ドンッ!という音がした。





霞む視界の中見えたのは、

一人の銃を構えた男の子だった。



積怒の頸は飛んでおり、
可楽の頸はあと少しで斬れそうだった。



炭「玄弥!」

『…貴方が……』


この子が、不死川の弟か。

うん、顔が似てるかも。



可「おおおお、これは楽しい面白い。
初めて喰らった感触の攻撃だ」


玄弥と呼ばれる弟くんは、
再び鬼に掛かろうとした。



炭「玄弥駄目だ!!どんなに強い武器でもこの鬼は
倒せない!!」




炭治郎が叫ぶも間に合わず、
玄弥くんは頸を斬り落とした。

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黎音(プロフ) - 無残じゃなくて無惨ですよ (2021年2月22日 15時) (レス) id: 9cf40aceea (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - ゆなさん» コメントありがとうございます!更新遅くて申し訳ないです( ; ; )頻度は遅いですが今後も頑張ります! (2021年1月24日 22時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 更新待ってました(^^) これからもお体に気をつけながら頑張ってください! (2021年1月24日 18時) (レス) id: 290c57f129 (このIDを非表示/違反報告)
重岡ゆう毅(プロフ) - サニーさん» コメントありがとうございます!更新頻度が落ちてはいますが、これからも頑張っていきますm(__)m (2021年1月5日 22時) (レス) id: 18e1e6c35b (このIDを非表示/違反報告)
サニー - 続編も、最高ですっ!!これからも、頑張ってください!!あなたのいちファンとして、ずっと応援しています! (2021年1月4日 23時) (レス) id: e40d74d461 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:重岡ゆう毅 | 作成日時:2020年12月7日 20時

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