集中 ページ9
玄弥「お前、額の痣濃くなってないか？」
炭治郎「あ！玄弥！え、痣濃くなってる？」
玄弥「あぁ。」
炭治郎「誰にも言われなかったけどなぁ…」
玄弥「鏡持ってねぇのか？」
炭治郎「うん。」
玄弥「後で貸し…」
「はい！私鏡持ってるよ！」
炭治郎「Aさん！いつの間に…！」
玄弥「…気配はあれよ…///」(思春期真っ只中)
炭治郎「…！ほんとだ！濃くなってる…」
玄弥「い、岩の訓練してんだな！俺もやってるよ！」
炭治郎「いやぁ、でも全然動かなくて…
玄弥は動かせた？」
玄弥「動かせるよ」
「ねぇ、玄弥君は反復動作でいつも頑張ってるもんね！」
玄弥「え見てたんですか？！」
「偶に見に行ったりするよー！
隊士の現状は知っておきたいしね！」
炭治郎「…？」
玄弥「…お前ら…反復動作はやってんの？」
炭治郎「？」( ﾟ∀ ﾟ)
「やってないのね…」
玄弥「集中するために予め決めておいた動作をするんだ。
俺の場合は念仏唱える。」
炭治郎「悲鳴嶼さんもやってる！」
玄弥「そうそう、南無南無言ってるだろ？」
悲鳴嶼「(南無…)」
「(悲鳴嶼さん南無じゃないよ…隠れてるし…)」
炭治郎「…ふー、＿＿＿＿」
炭治郎「ぐああああぁぁあ！」
ぐぐぐぐ…ズズズ…
ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｯ!
善逸「いったァァァ！
炭治郎いったアアァァァァ！ﾊﾞｹﾓﾉｵｫｫ!」
「うおおぉ！すごおい！！！」
ン「いけたぁあ！すっげえぇえ！」
伊之助「くそぉ負けたぜ…」
そして一町動かし…
炭治郎「はー、はー、」
あ、やばいやばい、だっ、脱水症状だ！
急激に…滝のように汗をかいて
水を飲んでなかったから…
ｻﾞｯ､
ﾄﾞﾎﾞﾄﾞﾎﾞﾄﾞﾎﾞ
炭治郎「あ、悲鳴嶼さん、助かった…」
悲鳴嶼「南無阿弥陀仏…南無阿弥陀仏…」
えっ、俺死んだ！？
ン「ちょ、ちょい、南無南無いっちゃったら
炭治郎死んだと思っちゃいますよ悲鳴嶼さん(笑)」
ｶﾞﾊﾞｯ!
あ、生きてる…良かった…
炭治郎「ぁ、ありがとうございます…」
＿＿＿＿＿＿＿
悲鳴嶼「私たちの訓練は完了した…よくやり遂げたな…」
ン「頑張ったね！」
炭治郎「次はAさんの所だ！」
「お！炭治郎が1人目！」
炭治郎「Aさん！」
「じゃあ一緒に屋敷まで行こうか！」
炭治郎「はい！」
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作者名：ゆうり | 作成日時：2023年3月27日 1時
