嘘だ ページ26
モトキside
「ねぇモトキ、元の世界に戻ろう、?帰ろうよ、」
帰りたい。俺も帰りたいよ、A、
本当にもう疲れたんだ
神様お願いします、
元の世界に戻してください。
なんで俺たちをこの世界に送り込んだのかは
分からないけど、
ただ俺は、
皆と他愛のない生活を送りたいだけなんです。
どうか、……
無惨「帰ってどうなる?
仲間は死んだのだぞ?そしてAも死んだ。
お前が殺した。無意味なことをするのはよせ。」
嘘だ。Aは生きてる。
無惨。お前は嘘つきだ。
謝りたい。みんなを傷つけてしまったこと。
戻って謝りたい
無惨「謝っても許されない」
それはお前が決めることじゃない。
みんな俺を心配してくれてる。
無惨「お前だけ生き残るのか?
大勢の人が死んだと言うのに。
お前だけが何も失わずにのうのうと生きるのか?」
モ「……!」
Aが泣いてる……呼んでるんだ。必死に。
「帰ろう、モトキ。」
A……
無惨「手を離せ!こっちに戻れ!
死んだものたちは皆何故お前だけが生き残るんだと
叫んでいるぞ!」
……
マ「そんな訳ねぇだろ笑」
ザ「早く、皆の所に戻って、モトキ。」
ン「また会えるでしょ?モトキ達だけは、……」
生きて。
やっぱり。
そんな人いない。
誰かのために命を掛けられるやつなんだ。
あいつらは。
「帰ろう、」
シ「一緒に帰ろうぜ」
ダ「死ぬな、モトキ。」
「モトキ!」
モ「……ごめん、A、みんな、…傷、大丈夫、?」
全「戻ったあぁぁぁぁあ!モトキだあぁぁあ!」
「終わったよ、マサイ、ザカオ、ンダホ。」
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作者名:ゆうり | 作成日時:2023年3月27日 1時