きらい@ゆーち＊ ページ8
【ASEED】
鈴蘭 「いっただきまぁす!!」
鈴蘭 は「ふー、ふー」と湯気が出ている肉じゃがに息を吹きかけた。
Aは「どうぞ」と笑顔で言うと、同じく湯気が出ている肉じゃがに息を吹きかける。
しばし無言が続く時間が切ない。
その時間を壊したのは、やはり鈴蘭 だったのだが。
鈴蘭 「美味しいぃ!!うーん、生きていて良かったお〜!!!」
ピンク色の頬に手を添え、「美味しい美味しい」と唸っている鈴蘭 を見て、Aは満足系に頷いた。
窓から差し込む光が、テーブルをスポットライトのように照らしている。
その光をまるでつかむように、Aは光に手をかざした。
鈴蘭 「？Aー、何やってんの？」
「…んー…あったかいなぁっ、って思って」
ふにゃ、と微笑むAは天使のようで。鈴蘭 は「そっか」と言うと目の前の肉じゃがに目を移した。
相変わらず食べ物には目が無い鈴蘭 は、人一倍食べる。
成長期なのだろうか、食べたら食べただけ背が伸びている気がする。
彼女はよく食べるのに、太らないし。
恐らく運動で消費しているのだろう。彼女は細っこく、背は高い。オマケに体や骨は強い。
Aも細いが、それは少食であまり食べないからだと思われる。
背は平均より少し高いが、体や骨は弱く、いつも本を読んだり、勉強したりしている。
それのおかげで、運動は平均より少し高いくらいだが、勉強は誰にも負けないだろう。
先生達も、皆Aを信頼し、そして尊敬している。
このまま行けば、きっと良いところの高校や大学に入れるはずだから。
…ただ、運動は鈴蘭 には負ける。
鈴蘭 は陸上の全国大会でも優勝したり、バスケの名門校への推薦も止まないのだ。
メダルやトロフィーは、数えきれないほどある。
そんな鈴蘭 をAは尊敬し、ライバル視してもいるし、自慢できる親友なのだ。
鈴蘭 も、同じだ。
「(…私、白理はずっと一緒にいたいなぁ…)」
Aは少しテーブルの光を見つめ、少し冷めてしまった肉じゃがを口に含んだ。
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あずきいろ
ラッキーナンバー
8
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ヒイラ - 初めまして、ヒイラです！更新楽しみに待ってます！ (2014年7月5日 1時) (
レス) id: 32671d38f7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーち＊(プロフ) - エネリカルド・トリクターさん» いえいえ!!うごメモであそこまで描けるなんて…尊敬します!!描いてくださって本当にありがとうございました!! (2014年3月15日 11時) (レス) id: 5607460fd5 (このIDを非表示/違反報告)
エネリカルド・トリクター(プロフ) - ゆーち＊さん» 有り難う御座います。うごメモで描いた物なんで、少々雑ですが………。 (2014年3月15日 9時) (レス) id: c2006ba9f8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーち＊(プロフ) - エネリカルド・トリクターさん» 更新を楽しみに…!?ありがとうございます//!!ゆゆ夢主のイメ画…見させていただきましたっ//!!すっごく御上手ですねっ//!!ありがとうございます!!! (2014年3月15日 6時) (レス) id: 5607460fd5 (このIDを非表示/違反報告)
エネリカルド・トリクター(プロフ) - どうも、この小説の更新を楽しみにしている者です。図々しいとは思いますが、夢主ちゃんのイメ画を描かせて頂きました。よければ見てください【http://uranai.nosv.org/img/user/data/b/0/d/b0d50f12881e909fe5213f23367c727c.jpg】 (2014年3月14日 22時) (レス) id: c7c2d22b64 (このIDを非表示/違反報告)
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