ううん、大嫌い@夢音 ページ21
【神童拓人SEED】
『あ、もしもし神童君？
あのね、転校生が…』
電話がかかってきたと思えば、幼馴染の、椿 Aの声。
中3になりクラスが離れてしまってからはあまり話せてなかったが、元気そうで何よりだ。
神童「転校生？あぁ、そういえばお前の方に来るって言ってたな」
『えっ、もう話周ってるのー？』
俺は複雑そうに笑うと、Aも困ったように笑った。
実を言うと、今とても緊張している。
いや確かに、最近喋れなかったからかもしれないが…
好きな人から電話がかかってきたら、緊張するだろう。
…緊張より嬉しいという気持ちの方が大きいがな。
俺は携帯片手に愛猫アリアを撫でながら、話を続けた。
Aの声が俺の耳に入ってくる。
これは…とても不思議な気分になるな。
『ふふっ、私今度そっちに遊びに行っていい？』
そっち、とは、恐らくサッカー部のことだろう。
やはり長年Aといれば、段々わかるようになってくる。
神童「あぁ。むしろ大歓迎だ。
差し入れか何かあったらあいつらも喜ぶんじゃないか？」
『あ、本当？ならクッキーでも持っていこっか？』
クッキー。Aの得意料理の一つだったな。
嬉しそうにはみかみながら笑うAは、本当に可愛い。
いつもは物静かで、冷酷で、毒舌なAが、俺の前ではこんなに素直になるんだ。
ギャップ萌え？という奴か？
とにかく可愛くてたまらない。
神童「クッキーか、Aのクッキーはうちのパティシエより美味いからな」
俺がそうやって笑うと、Aは「おだてないでよ」と照れ笑いしながら言った。
あぁ本当に可愛い。
『もー…あ、そろそろ切るね。夕飯のお手伝いしなきゃ。
じゃあまたね!!』
神童「ん。クッキー楽しみにしてるぞ」
電話を切ると、少し切ない気持ちと楽しみな気持ちが複雑に交差した。
こんなにAと話したのはいつぶりだろうか。
メイド「拓人様、御夕食の時間です」
A、好きだよ。
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あずきいろ
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ヒイラ - 初めまして、ヒイラです！更新楽しみに待ってます！ (2014年7月5日 1時) (
レス) id: 32671d38f7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーち＊(プロフ) - エネリカルド・トリクターさん» いえいえ!!うごメモであそこまで描けるなんて…尊敬します!!描いてくださって本当にありがとうございました!! (2014年3月15日 11時) (レス) id: 5607460fd5 (このIDを非表示/違反報告)
エネリカルド・トリクター(プロフ) - ゆーち＊さん» 有り難う御座います。うごメモで描いた物なんで、少々雑ですが………。 (2014年3月15日 9時) (レス) id: c2006ba9f8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーち＊(プロフ) - エネリカルド・トリクターさん» 更新を楽しみに…!?ありがとうございます//!!ゆゆ夢主のイメ画…見させていただきましたっ//!!すっごく御上手ですねっ//!!ありがとうございます!!! (2014年3月15日 6時) (レス) id: 5607460fd5 (このIDを非表示/違反報告)
エネリカルド・トリクター(プロフ) - どうも、この小説の更新を楽しみにしている者です。図々しいとは思いますが、夢主ちゃんのイメ画を描かせて頂きました。よければ見てください【http://uranai.nosv.org/img/user/data/b/0/d/b0d50f12881e909fe5213f23367c727c.jpg】 (2014年3月14日 22時) (レス) id: c7c2d22b64 (このIDを非表示/違反報告)
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