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「でも、いらないの｣
「持ってくる｣
「やっ…｣
ちょっと強く言いすぎたか
途中で途切れた声を不思議に思い振り向くとポロポロと涙を零すアーヤ
「やだ…お水いらないの…！｣
アーヤは頑固だ。でも、それじゃあアーヤの症状がもっと悪化しちゃうから
「いや…行かないで…｣
キュッと俺のTシャツの裾を掴む
「アーヤの為だよ？すぐ帰ってくるから、ね？｣
「1人じゃ寂しいの｣
スルっと服の中に手を入れて素肌を抱きしめるアーヤに体の中心が熱くなった
このままではダメだと自主規制をしてその手を離して指先にチュッとキスをする
「10秒目を瞑って数えてて｣
こくんと頷き目を閉じた瞬間に俺はまたもダッシュで水と冷えピタ、それから冷蔵庫にあるゼリーを持っていく
「はい、これ｣
コップを手渡すと今度こそ受け取ってくれると思いきやニヤッとアーヤは笑う
ん。その顔も可愛い
土曜日って1週間の疲れが溜まってるからアーヤが可愛くてしょうがない
「飲ませて｣
わがままなお姫様だとこ
くくくと、声を抑えて笑うとツンっと向こうをむく
「ごめんごめん｣
コップの縁をアーヤの口に当てるけどアーヤは飲んでくれない
「飲まないの？｣
「そうじゃないの｣
「…チューして？｣
熱のせいでうるうるした瞳でこっちを見つめて
しかもアーヤからそんなおねだり
もしかしてこれは俺がヤバいのでは
そう考えるより先に俺は水を口に含んでアーヤにキスをした
「んっ｣
僅かに開いた口に水を流し込むとアーヤの顔がどんどん赤くなっていく
コクンコクンと滑らかな喉が動いてアーヤが水を飲んでいく
口の端から水が垂れてそのままアーヤの服の中に入っていく
それを指で拭うとアーヤは少し体を震わせた
グッと胸を推されて名残惜しくも離れるとトロンとした顔で俺の名前を呼ぶ君
「一緒にねる…｣
グッと、俺の服を掴んで誘導するとそのまま寝ちゃうアーヤにまたキスをして目を閉じる
多少の疲れなんて吹っ飛んで逆に元気になった体
こんなに幸せになれるなら、俺もうちょっと頑張ってみようかな
キミのその綺麗な指に填める指輪を探してみようか
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う〜み(プロフ) - ごましお @Project KZさん» ありがとうございます！すぐに公開できるようにしまーす！！！ (2019年8月27日 10時) (
レス) id: 41901976a1 (このIDを非表示/違反報告)
ごましお @Project KZ(プロフ) - やった〜っ！第2弾？！頑張ってください(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2019年8月27日 7時) (レス) id: b3a1986b4c (このIDを非表示/違反報告)
う〜み(プロフ) - ふうりんさん» ありがとうございます！めっちゃ嬉しいです♪なるほど、その手があった…笑 頑張ってみます☆ (2019年8月24日 12時) (レス) id: 41901976a1 (このIDを非表示/違反報告)
ふうりん - 思わずにやけちゃいました！更新されてるかな？って毎日占ツク開いてます！リクエストいいですか？翼が熱でアーヤの看病シーンを見たいです！お願いします (2019年8月23日 18時) (レス) id: 63d7c9df99 (このIDを非表示/違反報告)
う〜み(プロフ) - なのはさん» ありがとうございます！そんなに気に入っていただけですごく嬉しいです♪ (2019年8月17日 16時) (レス) id: 41901976a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うーみ | 作成日時：2019年3月13日 15時
