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彩side


今から行ってくる!

なんて言って走り出したけど、こうも展開が早いと心の準備が足りない

目の前には翼

なかなか来ないエレベーターの前でエレベーターの扉を見つめながら待っているとそこから出てきたのは翼



「あのっ…」



つい声を掛けてしまって

でも、翼も私の名前を呼んだんだ


「あ…お先…お先にどうぞ」


声が震えて自然と目が潤む

「アーヤ。ごめん」


「えっ…?」


「俺、嫉妬してた。

金城にすげー嫉妬してたんだ」


もう一度ごめんと頭を下げる翼に私は慌てて頭をあげるようにいう


「あの…私こそごめん。

翼が忙しいの知ってたのについキツイこと言っちゃって…」


「…じゃあ、仲直り…しよ?」


翼の言葉に自然と微笑む

「うん!」

翼が1歩私に近づいた



「本当によかった…」


知らないうちに物理的な距離まで離れてて


今の1歩が心と共に翼に近づけたんだ

「よかった…」

ぎゅうううて苦しいくらいに抱きしめられて涙が出そうになる


私、やっぱり翼のこと好きだ


大好きだよ

もう絶対喧嘩なんてしなくないよ

…だって離れなくないもん


「翼、スーツ皺になっちゃうよ」

私がそう言うと翼は「あ」と間抜けな声を上げて離れた


「大好き」

私はそっと頬にキスをした


「っ…!」


…だから皺になっちゃうんだってば!(笑)







〜おまけ〜


「いやー、よかったねぇ」

「ほんと」

「今度彩にはご飯奢ってもらわなきゃ!」

「俺もタススにおごってもーらお♡」

「あれ?先輩なんで知ってるんスか?」

「奈那ちゃんねぇ…。


あれが見ててわかんないわけないじゃん」

「ですよね(笑)」

「さ、一件落着ってことだし、皆お仕事お仕事〜」









奈那side、


先輩達と話して私は笑ってたけど


同時に悲しかった


私が忠広(金城)と付き合っていることなんてきっと誰も知らない

考えもしないと思う


だって忠広だもん

分かってるよ、私だって

忠広が性格悪いことなんて重々承知


私だって相葉さんとか好きになれたら楽だったのに…

私は性格が悪くても忠広が好きなんだもん

いい加減こんなの辞めなきゃて思ってるけど…

分かってるけど…


※奈那の話はちょくちょく

隣にいてね→←○



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う〜み(プロフ) - ごましお @Project KZさん» ありがとうございます!すぐに公開できるようにしまーす!!! (2019年8月27日 10時) (レス) id: 41901976a1 (このIDを非表示/違反報告)
ごましお @Project KZ(プロフ) - やった〜っ!第2弾?!頑張ってください(((o(*゚▽゚*)o))) (2019年8月27日 7時) (レス) id: b3a1986b4c (このIDを非表示/違反報告)
う〜み(プロフ) - ふうりんさん» ありがとうございます!めっちゃ嬉しいです♪なるほど、その手があった…笑 頑張ってみます☆ (2019年8月24日 12時) (レス) id: 41901976a1 (このIDを非表示/違反報告)
ふうりん - 思わずにやけちゃいました!更新されてるかな?って毎日占ツク開いてます!リクエストいいですか?翼が熱でアーヤの看病シーンを見たいです!お願いします (2019年8月23日 18時) (レス) id: 63d7c9df99 (このIDを非表示/違反報告)
う〜み(プロフ) - なのはさん» ありがとうございます!そんなに気に入っていただけですごく嬉しいです♪ (2019年8月17日 16時) (レス) id: 41901976a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うーみ | 作成日時:2019年3月13日 15時

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