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70-ジャングルで育った男 ページ4
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「さがしてる、リクは、ともだち」
ソ「うん。…ん？」
「どうしたの、ソラ？」
ソラが何かに気づいたようで、男の肩の上を覗き込み、どこか虚ろな目を見せる
「カイリは、ともだち？」
ソ「ん？うん、まぁ…」
何かに気づいたように声を漏らすと、ソラは追うように手を伸ばす
「ともだち、ここにいる」
ソ「ほんと！？」
「※&&×%」
「え、う、う、い？」
ソ「はあ？」
何の言葉なのだろうか？一切意味の分からない言葉を発する男に、私とソラは首を傾げる
「※&&×%、ともだち、いる」
「よくわかんない、けど」
ソ「そこ、連れてってよ！リクとカイリに会わせてよ！」
まるで暗い闇の中に一筋の希望の光が差し込んできたようだった
タ「ターザン。ターザン、行く」
ソ「俺、ソラ！ターザン行く、ソラ、行く行く！」
ターザンは楽しそうに言うソラを見ると、今度は私に目線を向ける
「私、サツキ。私も、一緒に行くよ」
するとターザンは小屋を出て、私とソラは走っていくターザンを追った
＿＿
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