捌拾陸 ページ43
貴方side
20万円!?詐欺じゃないか!
黒服の男「素晴らしい!良い心がけですよトモコさん。それだけあれば先生は貴方に幸せになるチャンスをお与え下さいますよ。こちらにいらっしゃい」
貴方「後を追うぞ(コソ)」
桐生「ああ」
バレないようについて行くと2階に上がって行った
黒服の男「それでは、先生にお会いする前に、まずは用意して下さった紹介料を机の上に置いて下さった紹介料をこの机の上に置いて下さい」
トモコ「はい、これで20万よ」
黒服の男「2リンチョ…20万円ですね。どうもヘペトナス!それでは、先生をお呼びして参りますので…」
リンチョ?わざわざその単位を使うってなに
それに何がヘペトナスだ
桐生「先生?」
貴方「桐生さんそんなに乗り出したら見えるってッ!こっちに来る(ボソ)」
先生?「貴方が新しいフレンドのトモコさんですか!話はそこの者から聞いておりますよ」
ん?なんなんだその動き。
手を合わせてから左手を円を描くように回し、膝を使って斜め右に上に向かって合わせた手を動かすなんとも言えないポーズは何を表しているんだ。挨拶??
黒服の男「この方がこのパーティーの主催者であり私たちの先生である、チョリトス・矢澤先生だ!」
貴方「プッ!」
危ない危ない、名前が可笑しすぎてつい笑ってしまった
トモコ「は、はい…!よ、よろしくお願いします…」
というかこの流れでトモコちゃんおかしいと思わない!?
チョリトス「HAHAHA!そんなに緊張しなくてもいいですよトモコさん。もう私たちはフレンドなのですから。では、私たちが出会えた奇跡に、まずは乾杯でもしましょうか」
トモコ「あ、あの…イケメン君はいつ紹介して下さるのですか…?」
「DON'T WOORRY、焦らない焦らない。この祝杯を終えたらちゃーんと紹介いたしますよ。それでは、乾杯!そーれ、シューレピッピ!シューレピッピ!」
渡されたグラスの中身を躊躇無く飲むトモコちゃん
変なワードは置いといて、普通祝杯なら一緒に飲まない?
なんかあの飲み物怪しい
トモコ「あ…あれぇ…?身体が…熱くぅ…」
ほら絶対やべぇやつじゃん
チョリトス「どうですかトモコさん。気分の程は?」
トモコ「あ…はい…とても…気分がいいれすぅ…」
チョリトス「素晴らしい!貴方には素質がありますよ。それでは、そんな貴女にふさわしいフレンドをご紹介しましょう」
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作者名:ぷりん | 作成日時:2021年1月3日 15時