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3-ソラ ページ5
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カ「……わ、寝てるよ」
「えっ……！」
寝ているソラの頭の上に近づくとソラは私たちに気づいたのか、上半身を起き上げた
しかし、こちらには振り向かずに
両手を上に上げて伸びをしながら
とても大きなあくびをした
ソラはまた寝転がろうとした瞬間
頭上にいたカイリと私と目が合った
それに驚いたソラは飛び起きた
ソラの驚きぶりにおかしく感じた私とカイリは
クスクスと笑った
ソ「驚かすなよ、カイリ、サツキ」
茶髪にクセの強い髪型が特徴的で
私たちの中でとびっきり明るい少年 ソラ
ソラからはこの離島に
遊びに来る子について話してくれた
昔から仲が良いリクに関しては特に
他の子より楽しそうに話す
しかし、とても嫌に感じる時があり、
たまにポロッと悪口を言う
カ「そっちが勝手に驚いたんじゃない」
「そろそろサボる頃じゃないかなって、一緒に思ったんだよねー。ソラは”特に“」
ソ「なんで ”特に“だけ強調するんだよ！＿＿って、違う！！
俺、変なものを見たんだ！」
「変なもの？」
私とカイリが同じ言葉を重ねて聞くと
ソラはうんうんと頷いた
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