4-不思議でおかしなお話 ページ6
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ソ「真っ黒い奴が俺を呑み込んで、息ができなくなって………」
ソラは焦っているのか、口ぶりはまるで
言い訳をする幼い子供のようだった
私とカイリは呆れ、
少し力を入れて同時にソラの頭をこつくと
「いってぇ」
と頭を押さえながら言った
カ「まだ目が覚めない?」
「まだ目が覚めない?」
ソ「夢じゃなくて!!夢__、だったのかなぁ」
ソ「知らない世界でさ__、変な場所でさ___」
カ「はいはい」
「はいはい」
そう言うとソラはムスッと頬を膨らませた
ソ「何だか カイリとサツキって似てるよな。やることとか__話すこととか__、話し方とかさ
もしかして本当は双子だったりして!」
と笑いながら言った
私とカイリは照れ、
「そうかなぁ__」と呟いた瞬間
カ「ほんとだ!」
「ほんとだ!」
ソ「ほら!」
と同時に言った
「でも、もし本当にそうだったら___、大変だろうなぁ」
ソ「なにが?」
カ「あ〜。ふふっ、確かに大変かもね」
ソ「だから、なにが?」
「ソラみたいな弟ができたら大変っていうこと!」
カ「末っ子って感じだしね」
ソ「はぁ!?」
私たち三人はあまりにも可笑しく思え、
笑いあった
するとソラが私とカイリにある質問をした
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