嘘7 ページ7
お互いに無言で歩いていると
橙「あの、、、授業いいんですか?」
と尋ねてきた
そう。もう授業は始まってるのだ
『あー、どうせサボるつもりだったし大丈夫』
橙「そうですか、、、」
そして沈黙が続いた
なに喋ればいいんだ?
今この状況をどうすればいいのか分からない
黙ったまま目的の教室までの教室に着いた
教室の中に入り地図の置き場所に地図を片付ける
橙「あのー、ありがとうございました。それじゃ」
相手はお礼を言って教室を出ようとした
『__ねえ、名前は?』
自分でも何故このタイミングで
名前を聞いたのか分からない
だけど、この人のことを知りたいと思った
橙「えっ?名前?」
『そう。あなたの名前』
橙「こぅ、、じ」
『ん?』
橙「っ、向井康二って言います、、、」
·
·
『ねぇ、俺と友達になって』
橙「えっ、?」
名前を聞いた瞬間、”友達になって”なんて言ってた
頭には賭けとか、そんなのなくて
口からスっと出てたんだ
自分でも初めてだった
こんなにも何処か惹かれる人は
ってか、いきなり友達になってなんか言われたら
誰でも怖いだろ
頭の中でなんて言い訳しようかと考えていると
橙「あ、のっ、、、僕でいいんですか?」
と、向井康二は弱々しい声で喋った
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作者名:うーたん | 作成日時:2020年5月8日 8時