Gossip Girl スキャンダルはいつも隣り合わせ 5

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箱をもって部屋に戻り、ベッドに腰かける





蓋をそっと開けて靴を取り出す





あ「これで、いいよね...」





あ「良かったんだよね...」





ポツリとつぶやき、箱へと戻す





蓋を閉じると、





ポトリと一粒だけ涙が零れた





箱を棚の奥にしまい





ベッドに潜る





目をつぶるとすぐに睡魔がやってきた





久しぶりにぐっすりと眠れた気がした＿＿＿





そして、今日はシオンとリカが日本へ帰る日





二人が家まで来てくれていた





シオン「帰国したくねぇなー...」





リカ「仕方ないでしょ、仕事あるんだし。」





あ「またいつでも遊びに来てよ。」





あ「私も、そっちに遊びに行くから！」





リカ「うん、もちろん！」





リカ「じゃあ、そろそろ時間だし...」





あ「空港までは、家のリムジンで送るね。」





リカ「ありがとうね。」





あ「ううん、全然これくらい！」





リカ「よし、じゃあ行くか！」





シオン「.....。」





あ「シオン？どうしたの？」





シオン「いや...リカ先に行っててくれないか。」





リカ「え...？あぁ、うん...わかった。」





そう言われたリカは先にエレベーターに乗る





じゃあまたね。そう言ったリカは





また切ない顔をしていた＿＿＿

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