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休憩が終わり、再び勉強を再開する
日向「グァァ...つ、疲れた...」
山口「お疲れ、日向。」
「あぁ...もうこんな時間か。結構集中して出来たんじゃない?」
月島「...最初から集中して欲しかったケドね。」
「飛雄ー?大丈夫ー?お疲れ!」
影山「あ、あぁ...」
疲労困憊な様子の日向、影山、月島
山口「それじゃあ、そろそろ帰る?」
日向「そうだな、帰って早く飯食いてー...」
「翔陽もお疲れ様、ちょっと待ってて!」
そう言うと先程言っていたロールケーキを取りに行くA
「はい。帰りながら食べちゃダメだよ?」
日向「おぉー!サンキュー、A!」
「一応、皆の分用意したけど...持ってく人いる?」
山口「あ、俺も欲しいな!」
影山「俺も...」
そう答える2人に手渡すA
「蛍は?要らない...?」
月島「...いる。」
「ふふ、じゃあ...はい。」
こうして結局、全員が貰うことになった
「じゃあ、また学校で!気を付けて帰ってねー!」
日向「おう!A、今日はありがとなー!」
影山「Aサンキュ...助かった。」
山口「お邪魔しましたーAちゃん、またね!」
3人がゾロゾロと外へと出ていく中、1度立ち止まる月島
月島「...、」
「どした?何か忘れ物した...?ちょっと、見てこようか__」
不思議に思いそう声をかけるA
そして、リビングへ戻ろうとするAの腕を咄嗟に掴む月島
月島「その...ロールケーキ、美味しかった。」
「えっ、あ...」
月島「ゴチソウサマ。...じゃあね。」
ふわり、そう笑って頭をポンと軽く撫で外へと出て行く月島
パタリと玄関扉が閉まるも、Aはしばらくフリーズしていた
「(蛍ってあんなに優しい顔で笑うのか...顔、アツ...)」
一方、Aの家を後にした4人
日向と影山はまたくだらない言い争いをしていた
その後ろを少し離れた距離で歩く月島と山口
月島「...ホントうるさいな、あの2人。」
山口「あ、あはは...そうだ、さっきAちゃんと何話してたの?」
月島「え...何で?」
山口「いやー何となく...、ツッキー中々出てこないなーって思って...」
月島「...別に。」
山口「あ、そうなの...?」
月島「山口には、教えてあげない。」
山口「ツッキー...?」
ふ、と笑う月島を不思議そうに眺める山口
山口「(何か、いい事でもあったのかな...)」
月島「(Aがあんな顔するなんて思わなかったな...)」
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しゅり(プロフ) - 夏斗さん» コメントありがとうございます!楽しんでもらえて嬉しいです、これからも頑張ります! (3月12日 13時) (レス) @page39 id: 1633a15db4 (このIDを非表示/違反報告)
夏斗 - 初コメ失礼します! 続きめっちゃ気になります……! 全員との絡み、本当に最高で、ドキドキしながら読ませていただいてます! これからも更新頑張ってください!! (3月9日 16時) (レス) @page39 id: 73bfbf52f2 (このIDを非表示/違反報告)
しゅり(プロフ) - やよたんっすさん» そう言って貰えて嬉しいです!ありがとうございます! (3月7日 20時) (レス) id: 1633a15db4 (このIDを非表示/違反報告)
やよたんっす - 癒やしです!まじで神! (3月5日 16時) (レス) @page29 id: dc6c137d93 (このIDを非表示/違反報告)
しゅり(プロフ) - やよたんっすさん» コメントありがとうございます!これからも楽しんで貰えるように頑張ります! (3月3日 16時) (レス) id: 1633a15db4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゅり | 作成日時:2024年2月29日 18時