あなたの幼なじみになりたい【おそ松】2 (ページ25)

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お昼を食べて、おそ松さんは椅子に座って寝てしまった

なんか、その姿がすごく懐かしく見えた

…いかん

ずっとおそ松さんの顔を見ていた

おそ松さん起きてたら語弊をうんでしまう

私は慌てて、近くの財布を取り、中身を確認した

『へぇぇ〜、赤塚薬局常連じゃん私』

なんて思いながら見ていると

『ん？プリクラ？』

なにやらプリクラゾーンがある

これでなにか思い出せるかも

私は財布に入っていたプリクラを取り出した

『これ…』

全部、一緒に写ってるのはおそ松さん

たまに、トト子ちゃん。

制服だったり、そうじゃなかったり

仲良さそうに写っている2人。

もしかして

私はおそ松さんと…

『っー！？』

瞬間、鉄骨が落ちてきた描写が浮かんだ

小さい子がいて…私、それで助けて…？

背中にゾッと、悪寒がした

何…これ…

咄嗟に左腕を見た

右腕と違い、痕のようなもの。

事故、の後の傷じゃなくて、それよりももっと前の…

『いっっっ！？』

なにやら腕が痛い。

指を切った時の3倍くらいの痛み

『なん…で…』

怖くて涙が出てくる

『お、そ…松…くん…』

おそ松さん？おそ松くん？

お｢A？大丈夫？A？？｣

その声で目が覚めたのか、おそ松さんが私の異変に気がついた

『おそ松くん…私…私…』

お｢今看護師さん呼んだから、ね、大丈夫。｣

そう言うとおそ松さんは、私をギュッと抱きしめて、背中をぽんぽんしてくれた

懐かしい。

高校生の頃。

おそ松くんに、初めてぎゅって、抱きしめて貰った

そしてあの時、伝えてくれたんだっけ、

私のことを好きだって

でも私は大学に、入って、

連絡取らなくなって。

別れちゃったんだっけ。

あー。、なんか。

思い出してきた…

『ごめんね…おそ松くん』