あなたの幼なじみになりたい【おそ松】2 (ページ22)

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お｢おはよー、A｣

『おはようございます、おそ松さん』

お｢ちゃんと寝れた？…｣

『寝れましたよ』

お｢そっか…なら良かった…｣

おそ松さんは、たまにどこか曇った表情を浮かべる。

どうしてだろう。

私が、記憶が無いからなのかな。

本当は、あまり仲良くなかったのかな。

でも、なんか分からないけど

この人が来ると凄く嬉しくなる。

『今日、不思議な夢、見たんですよ』

何か色んな話を聞いて欲しくて、私はおそ松さんに話し始めた

お｢…ぁ。えー、どんな夢見たの？俺に教えて？｣

『私が、おそ松さんと一緒に、近くの公園で色んなお話をしてるんです

わたしが、｢おそ松くん｣って呼んでて、でも、時系列的に今じゃないんですよ

制服着てて、高、校生？くらいですかね、すごい仲良く話してるんですよ…

でも、なんか、急に目の前が真っっ白になって

気がついたら、私はよく分からない空間にいるんです

そしたらなんか。よくわかんない変な、化け物？みたいなのが追いかけてきて、怖くて、

目の前にあったのは崖だったんです

でも、化け物みたいなのに捕まるのが怖くて、私、飛び降りたんです

落ちてる最中にいろーんな景色が見えたんですよ。

でも、どれもこれもおそ松さんが一緒に居て。

で、気づいたら朝でした！

長く喋りすぎました…あれ、おそ松さん？』

おそ松さんは後ろを向いて窓の外を眺めていた

長すぎて、飽きてしまったのかな

少し寂しく感じた

お｢悪い…でも…ちゃんとぜんぶ、聞いてたよ…A｣

『…泣いてます？』

お｢…ごめんな…A…ほんと…ごめん…｣

『？？？？？？？』

なんで、謝ってくるんだろうな

お｢…よし、！悪いA、でもちゃーんと、全部話しは聞いてたから、な？｣

そう言っておそ松さんは頭を撫でてくれた

瞬間

おそ松さんと一緒にいた、文化祭…の記憶が出てきた

なにこれ。

『っ！！？、』、

お｢どしたの？｣

『え…あ…いや…今…』

次の瞬間

ト｢おはよーAちゃん！｣

十｢あは！おはよ！｣

一｢具合は｣

チ｢おはよう、おそ松兄さんに何もされてない？大丈夫？｣

カ｢いい夢見たかい？カラ松ガール？｣

こうして私はまた今日も、濃い一日を過ごせそうです