全日制の姫 2 (ページ3)

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姫53 ページ3

あれから1ヶ月ほどだった。

音沙汰は無いが、A子は無名街にいるとかの情報。

私と轟くんの発展も特になし

でも

轟｢今日家行っていいか？｣

『いいよ』

最近よくお互いの家に遊びに行ったり泊まったり、

ちょっと増えた気がする

だからかお互いの家にちょこちょこ自分の荷物がある

楓｢お前らそれで付き合ってねぇんだよな…｣

轟｢は？｣

『え？』

楓士雄くんの一言で一気に顔に熱が上がるのがわかった

なんてこと言うんだこの子

それは本当にそう思うよ(？)

司｢まだ付き合ってないなら、俺が貰っちゃおっかな〜｣

そう言うと司くんは私の腕にキュッとしがみついてきた

えなにこの子可愛い

『えなに可愛いな司くんもしかして愛嬌覚えた？』

司｢たまにはね！｣

楓｢俺もやろっかな｣

『楓士雄くん愛嬌は面白いかもね』

そんな会話をして盛り上がっていた

轟｢…じゃあ、付き合うか｣

『…へ？』

楓・司｢｢え？｣｣

轟｢…！なんでもない今の言葉忘れろ…！｣

そう言うと轟くんは教室を出てしまった

あれは…冗談…？だよね、？

私と付き合う？

ん？私はあの人の彼女になるということだよ？

いやいやいやいや申し訳ない

楓｢どろっき、あぁいう時チキンなんだな｣

司｢ほんとだよな…てA？顔赤いけど？おーい｣

『無理だよ私絶対似合わないよ今ここ鬼邪高に女の子一人しかいないからそう見えるかもしれないけど

私より可愛くて強くてしっかりしてる人なんて沢山いるし轟くんの顔綺麗だからすぐそんなの…』

次の日、司くんと楓士雄くんに急に独り言言い出して怖かった、と言われた