全日制の姫 2 (ページ15)

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轟65 ページ15

昼休みか。

まだAは膝の上で寝ている

辻｢轟〜、飯食おうぜ｣

芝｢Aいた？｣

『あぁ、ここで爆睡してる』

芝｢あ、そういう事か｣

芝は何かを察したように放送室を出た

『おいどこ行く』

そう言った瞬間

楓｢だろやっぱ俺の言った通りだ！｣

司｢A寝てるって言ってただろ今｣

うるさい奴らが来た

楓｢やっとくっついたかお前ら！｣

『やっとって何だ』

司｢いや別に？前から思ってただけだけど？｣

『それに本人どころか誰も何もくっついたとも言ってねぇけど』

楓｢いやどろっきの顔みたらわかるわ｣

辻｢昨日とかと全然ちげぇもんな｣

言いたい放題すぎるだろコイツら。

『あっそう。まぁ、間違いではないし。そういう事だからよろしくな』

どうせあとからバレるんだ。

なら今吹っ切れといた方が良いか。

楓｢て事でさ、飯行かね。最近近くにカレー屋出来たらしいぜ｣

芝｢そこ俺も気になってたんだけど｣

楓｢んじゃ決まりな、A起こしてどろっきも行こうぜ｣

『悪くねぇな…A、おきろ昼だ。』

A｢んんん…｣

こういう時だけ寝起きが悪いのがA。

『あぁ…ったく、、、起きろ』

少し揺すると

A｢ん…待って…みんないるの？恥ずかしいんだけど！｣

と叫んで飛び起きた

楓士雄が｢お前らがくっつくことは最初から知ってたから今更焦んなって｣と笑い、

Aが｢へぇぇぇ、？｣

と焦り散らかしていた

『まぁいい、行くぞ』

だいたい4時間ぶりに立ち上がった、

そのせいで若干痺れていたが、すぐ慣れた

辻｢そのカレー屋ってどこにあんの？｣

司｢校舎の裏にあるらしいよ、｣

『じゃあ案内よろしく』

司｢おっけー｣

みんなで放送室を出た

Aを見ると、まだ何が起きて何しに行くのか分かってないようだった

『アンタそんな様子で飯食いに行けるのか』

と聞くと

A｢うん！何食べるの？｣

と返してきた

今カレー屋の話してたのに聞いてなかったのかよ

とか思ってしまうが、そういう所が可愛いのかもな