全日制の姫 2 (ページ1)

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轟51 ページ1

店に入ってきたのはコブラ。

コ｢A子の親戚の九龍は家村会の使いの部下だ。名前は近藤克久。警察がもみ隠そうとする可能性は低い｣

そう言うと、顔写真をテーブルの上に置いた

ノ｢コブラは本当すごいな、どうやって探しだしたんだよ｣

コ｢んな事より、お前。ここは警察に任せろ。そっちの方が何十倍も早いし安全だ。下手に手出すと後からやばいぞ。

本当にAのために、Aを想うなら、尚更だ｣

『…はい』

この手で捕まえて、Aがされてきたことを全て返して、それから突き出したい。

社会的に生きられないようにしてやりたい。

でもそれは、本当にAが望んでいることか…？

ナ｢…んな顔したらAが心配するって、安心しな、コブラは嘘はつかない｣

ノ｢そうだね、君が強いのはわかってる。だからこそAを守って欲しいんだ｣

『…わかりました』

コ｢今の状況で、Aを守れるのは、1番近くにいるお前だ。よろしく頼む｣

そう言ってコブラは店から出た。

ノ｢まぁ、俺たちは情報提供できるように、それはそれで頑張っていこう｣

『あぁ。』

ナ｢私も手伝うよ｣

Aを守れるのが俺しかいないのか。

俺より、コブラの方が強い気がする。

コブラの方が、何倍も強くて…

ナ｢Aの事、いつでも守れるか心配なんでしょ｣

『は？』

いつの間に横にいたナオミに驚いた

ナ｢大丈夫だって、コブラがあんだけAのことに対して信頼置いて頼んでるのなんて、見たことねぇからさ？｣

ノ｢確かにそうだね笑｣

『何がなんでも、Aの事は守り抜くんで』

自分で言って恥ずかしくなるな。