（中編） ページ16
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無表情で私を上から見下ろす中也。
口では怒って居ないと否定したけれど、絶対に怒ってる。
何か悪いことしたかな？････････････全くもって身に覚えが無いぞ。
理由が分からなければ謝ることも出来ないぞ。
････････････如何したものか。
無言で見下ろされた状況で時間が唯々過ぎていく。
説教受ける方が未だマシだ。
何故ならば、相手が何に対して嫌な思いをしたかが話を聞く事で判明するから。
『あ、･･････あのさ』
はぁ･･･････ と溜息とともに生温い息が首に掛かった。
目をパチパチしていると腕を引かれて起き上がらせられ、
両手を肩と腰に回されて抱き締められた。
『え、えと････････』
何が何だか理解出来ない。
私、其処迄莫迦じゃ無い心算なんだけど････。
「ヤキモチ妬いたんだよ。･･･････見苦しい処見せて悪かった。」
ヤキモチと？
そう言われると出てくる場面は一つ。
少し緩んだ中也の腕から両手を抜いて、白くて思わず噛みつきたくなる魅力を秘めた
首筋に指を這わせる。
「A？」
名前を呼ばれたのを合図として私は中也を押し倒して、
服に手を掛けた。
『ヤキモチ何て可愛い事云ってくれるね。』
「Aには負けるだろ。」
不意打ちで赤面させられた。
熱いー･･･････････いやぁ･･･････暑いですねぇ？
なんて誤魔化す。
『い、････････云ってくれたら何でもするのに･････。』
「何でもか？」
『うん。何で････も････････････』
気付くのが遅い。＋中也の前だけでは緊張感が緩んでしまう。
此れが導いた私の末路。
【 ンじゃ、何でもしてもらう。 】
さらば、私。
さらば私の無痛の腰と明日の俊敏さよ。
「う〜えか、し〜たか、まんなかか。」
『うえ〜♪････････････あ、』
ノリで答えちゃったよ。
今のは何に対する質問だ････････
「じゃ、此の儘で良いか。」
と、私の腰に手を回してソファに身を預けた。
････････････今のは、私が上(攻め側)になると云う事か？
初めてかもしれないぞ？
一寸嬉しいかも。
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（後編）→←天使 【中原中也】 みゆきさんリク ｂｙ月瀬ゆうめ
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モフ子 - 萌えた、そして死んだ。神という言葉の上を知らないからどういえばいいか分からない、確かなことはこの人たちは神という言葉の上を行く存在だねぇ (2019年8月9日 21時) (
レス) id: 7dc88695a1 (このIDを非表示/違反報告)
りぼん - 奪い合いで花袋と国木田さんお願い出来ますか？ 夢主は国木田さんより年下でお願いします (2019年5月11日 1時) (レス) id: b54d609d72 (このIDを非表示/違反報告)
月瀬ゆうめ(プロフ) - イムさんさん» 有難うございます！溶けた！？大丈夫ですか！？幸せな溶けをお手伝い出来たのであれば光栄です。 (2019年1月26日 20時) (レス) id: 07bb2550e4 (このIDを非表示/違反報告)
イムさん - お疲れ様でしたぁぁぁぁ!!!! (2019年1月26日 20時) (レス) id: e7f7ec6ca4 (このIDを非表示/違反報告)
イムさん - …………おもしr(溶けた 頑張ってくださいねぇぇぇ！ (2019年1月26日 20時) (レス) id: e7f7ec6ca4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月瀬ゆうめ×月詞 x他1人 | 作成日時：2018年9月11日 14時
