ギャップ ページ4
・
私の方も見ないで
カレンダーを見たまま
「あなたさー。これ、ダメ目を目指したんじゃなくてリアルな実力だろ」
半笑いで言う横顔を見た。
私を見ると
「週に二日？三日？どうする？」
そう聞いてきた。
返事に困ってると
「もうさ。ハッキリ言うね？ここのバイト次第で他も考えなきゃいけないんだわ。」
「・・はい」
「んでね？普通に時給貰う他に順位が１０上がる度にボーナスつけてくれるんだって」
「・・へぇ・・」
「つまりね？わかるかな？一気に上がりすぎても困るの。私、損しちゃうもん」
「え？」
「ジワジワ上げていかないと。・・・ね？」
爽やかなクラっと来る笑顔しか
見たことが無かった・・・
ギャップについて行けなくて
ただ頷いてた。
そんな私に気付いたのか
片手で頭を支えるようにして
ちょっと傾けた頭のまま
フって少し笑顔を見せると
「ありがとね？」
そう言った。
優しい柔らかい微笑みに
なんだか泣きそうになった。
「ねぇ！まだ？」
部屋の外から翔ちゃんの声が響いた。
「じゃあ。火曜と金曜。いい？」
二宮和也の声に
はい。って頷くだけで
精一杯だった。
心臓が・・・もたないかもしれない・・・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 752人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
葵♪(プロフ) - *-eni-*さん» デートって響きだけでソワソワしちゃう昔は若かった葵♪です笑お兄ちゃんが書いてて好き過ぎて困ってますよ♪ (2017年5月23日 11時) (
レス) id: 962fa73508 (このIDを非表示/違反報告)
*-eni-*(プロフ) - デートっっ(〃艸〃*)しちゃうのぉー！？ドキドキ〜それは、お兄ちゃんも動揺が隠せないよねぇ〜(笑) (2017年5月22日 23時) (レス) id: aaada8bfdf (このIDを非表示/違反報告)
*-eni-*(プロフ) - お返事のタイミングは気にしないで下さぁーい♪(*ゝω･*)うんうん♪潤の幸せくるかなぁ〜！？♪食事会…どーなるんだろ！？(*´艸｀*)楽しみっ♪ (2017年5月12日 23時) (レス) id: aaada8bfdf (このIDを非表示/違反報告)
葵♪(プロフ) - *-eni-*さん» 潤くんに睨みを利かせてもらえるなんて幸せ・・・J担ですからね。やっぱり彼の幸せを描きたい。お兄ちゃんもセンセも素敵すぎて羨ましいです。お返事遅くなって本当にごめんなさい！！ (2017年5月12日 22時) (レス) id: 962fa73508 (このIDを非表示/違反報告)
*-eni-*(プロフ) - やばーい( 〃▽〃)潤くんが朝、完全に起きてるわけじゃないような顔で首を傾けてるところ想像したら……んはっ(*´艸｀*)なる〜♪ そしてお兄ちゃんっ！２人が気になるのねっ(笑) 和くんとお兄ちゃん来ちゃったからどーなるんだろぉー！？((o(^∇^)o))ワクワク (2017年4月22日 7時) (レス) id: aaada8bfdf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：葵♪
| 作成日時：2017年3月23日 10時
