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名前 ページ5

【胡蝶side】

「主、あの男らとの関係はなんでありんすか?」
路地に呼び出され月詠に聞かれる。ねぇ、なんでそんなこと疑うの?
「あの二人とは、ただの幼馴染じゃ。主、なんでそんなことをわっちから聞こうとしてるでありんすか?」
あの二人とは別に床入りをしたわけでもないし。座敷へあげたは、あげたけど。

「あの男らは刀を持っていたであろう。それのせいで百華の連中が騒いでおる。吉原(ここ)の掟を伝えておいておくんなまし。」
あー、そうだね。明日土方さんは来てくれるみたいだし。総悟はわかんないけど。
「わっちから伝えておくでありんす。」
そう言ってまた、警備に付いた。

外は妖しいネオンが光っているだけで私が期待していたものは無かった。
「流石にいないでありんすね。」
なら、胸を張って会えるように練習でもしておこうか。




「……───────違和感を感じんす。」
一人でこっそり練習してみたが久しぶりに発した言葉だからか違和感を感じる。まぁ、話せるは話せるんだろうけど、口癖のようなものになっている郭言葉。暫くは離れないかもしれない。









暫く部屋の整理だの自由時間を楽しんでいると聞きなれた声が聞こえた。
「Aは、どこにいやすかィ?」
この声は……本当に来たのかもしれない。
「わっちはここじゃ。……総悟。」
最後の所は、小さくなってしまったけれど名前を呼ぶことが出来た。やっぱり練習通りには、いかないか。

変化→←二人



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設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 吉原
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きなこ(プロフ) - 匿名さん» コメントありがとうございます!自己満足だった小説を読んで頂いて、こうやって褒めて頂いて、嬉しいという言葉じゃ足りない位です!更新がなかなか出来なくてごめんなさい!精一杯頑張りますのでこれからもよろしくお願いします! (2019年1月13日 13時) (レス) id: 6b9c59579e (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - もうこの小説大好きです!シリアスさの中に恋愛要素って...技術が素晴らしすぎると思いました!情景描写も心理描写も端的で分かりやすく、人間味溢れる銀魂っぽくて素敵です!もうこの小説好きすぎる...!頑張って下さい! (2019年1月12日 17時) (レス) id: 3ba3df2a95 (このIDを非表示/違反報告)
きなこ(プロフ) - ヒジキさん» ありがとうございます!そういって貰えて嬉しいです!! (2018年8月2日 18時) (レス) id: 6b9c59579e (このIDを非表示/違反報告)
ヒジキ(プロフ) - 面白いです!!これからも頑張ってください! (2018年8月2日 1時) (レス) id: 127c0c77c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きなこ | 作者ホームページ:https://twitter.com/Kinako__uranai  
作成日時:2018年7月18日 13時

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