【銀魂】総長さんは愛され者【坂田銀時】

story51 兵器 ページ4

【Aside】

そんな感じで、一週間が過ぎた。本当ならば、まだまだ入院なのだが、私は退院である。
そもそも、病院が好きじゃないから一日中寝てなくても大丈夫になったらとっつあんにお願いして退院している。とっつあんは金にものを言わせ、私のために尽くしてくれている。
話が脱線したが、兎に角私は退院である。

「さぁ、旦那のとこでもいこうかな。暇そうだし。」
私は無理くり退院しているから、まだ仕事はできない。だから、真選組にいなくていい。で、怠けたいから『そうだ、万事屋いこう。』ということだ。

「旦那ァ。開けてください。Aです。」
いつもならここで、扉を破壊しているのだが。今日はまだ完全に傷がふさがったわけではないので自粛。
「……どーした。依頼か？」
いいえ、違います。居候させていただきます。旦那が扉を開けたため、そこから進入。見事、万事屋のソファーでくつろぐことに成功した。
「旦那、居候させて下さい。いいですよね？まさか、こんな怪我人外にほっぽりだしたりしませんよね？」
ここまで言ったら断りやしないでしょ。
旦那の顔を覗き込むと、困ってる感じ。じゃあ、あとは最終兵器が出てくるのを待ちますか。
「あれ？Aアルか？」
早速出てきた。神楽にも、いきさつを話した。
「そんなことアルか。泊まってくヨロシ。」
そういって了承してくれた。旦那と違って、決断速い。というか、能天気。

まぁ、取り敢えず暫くお世話になります。

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