検索窓
今日:5 hit、昨日:12 hit、合計:13,855 hit

番外編 アイドル編2 ページ25

【Aside】

半ば無理矢理『ダイヤモンド バキューム』とか言う最強武道派バックバンドに『SOUKO』として入ることになった訳だが…………めんどくさい。
新しい罰ゲームの筈。きっとそうだ。そう思えば少し楽になるかもしれない。


後日、姉御から連絡が合った。今すぐ来てほしいという内容だったことから、見廻りというなのサボり中だった私は姉御の家へと向かった。近藤さんがいないことを願おう。出来ればアイツらにはバレたくない。
「あら!Aちゃん。来てくれたのね!」
貴女の脅しに耐えられる人の方が少ないでしょ。という一言を飲み込み、乾いた笑いを浮かべた。
「で、私なにすればいいんですか?」
あぁ、そうそう。といって姉御が持ってきたのは、パステルカラーの緑に濃いめの緑の花が描かれたミニスカ袖無し着物と、ピンクの帯。え?なにこれ。
「Aちゃんは、これに着替えてちょうだい。他のメンバーはもう中にいるわ。」
そーゆーことですか。めんどくさいのに関わっちゃったな。


「じゃあ、メンバーも揃った事だし、作戦会議を始めるわよ。」
やけにピチッとした着物が落ち着かない。だが、そんな事はお構いなしに話は進んでいく。何で皆こんなノリノリなの?月詠さんは、落ち着いてるか。

「私がカスタネット。九ちゃんがギター。月詠さんがベース。猿飛さんがドラム。Aちゃんがキーボードでいいわね。」
いつのまにか、色々と決まっていたらしくバックバンドということもあって、演奏する楽器もパパッとこの短時間で決めたらしい。キーボードね。やったこと無いけど大丈夫なものなのか。まぁ、いいや。別に。つーか、姉御のカスタネットって何?役立つの?それ。


今、私たちがいるのはお通ちゃんの事務所。中に万事屋の三人とお通ちゃん……と姉御。姉御が先にバックバンドの話をしにいってるらしい。差し入れという名のダークマターをもって。
丁度、銀時の
「お前なら誰をバックに置くんだよ。」
という言葉が。全員で扉を開け、中に入っていった。


「ギター KYUBEI!」
「ベース TSUKUYO!」
「ドラム SACCHAN!」
「キーボード SOUKO!」
「カスタネット OTAE!」

「5人合わせてダイヤモンドバキューム!!」
一人一人自分の楽器を簡単に演奏して決めポーズからの自己紹介。そして、最後に声を合わせてグループ名を叫ぶ。これがさっきの話し合いで決めた内容。

「アンタらもお通ちゃん食う気マンマンじゃねーか!!」

終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)


←番外編 アイドル編1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
27人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 真選組
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

百瀬 - アイドル編面白かったです!! 続き楽しみにしています! (2019年1月7日 21時) (レス) id: 327af94932 (このIDを非表示/違反報告)
きなこ(プロフ) - 白桜姫さん» ありがとうごさいます!頑張って続き書きますね(*´∀`) (2018年8月24日 13時) (レス) id: 6b9c59579e (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 番外編めっちゃ面白かったです。続き楽しみにしてます。( *`ω´) (2018年8月23日 1時) (レス) id: feb278e6cf (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:きなこ | 作者ホームページ:https://twitter.com/Kinako_uranai  
作成日時:2018年5月9日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。