melancholic × dogma【ブルーロック】【男主】

第13話 ページ14

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潔side





満身創痍で最後の試合を乗り越え、一次選考を突破したチームZ(俺達)はこれから行われる2次選考の説明を聞いていた





良い待遇を受けていると言われていた上の人間はホントはいなくて、違う棟にいたヤツらも俺達と同じように蹴落としてやるという顔だ






次進むべき扉は開いたけど、なんかトップバッターはやっぱり緊張する





中々覚悟が決まらないでいると中央に高身長な2人組が来た





見たことない顔だから、他の棟に居た奴らか……






1人はグリーンブラックの髪色をしている無愛想な奴で





もうひとりは…馴染みやすそうだけど白髪に白い目、とにかく真っ白で雪みたいなやつだった






外国人？







2人で並んだ後同タイミングで無揚力回転…ジャイロシュートを打って見せた






超正確な軌道を描いて2つのボールは空中でぶつかる






それだけで、あの二人の実力が見て取れた





すげえ！あんな奴がいたなんて『初めてにしては上手くいって良かったね凛』






は？初めて…？










｢ああ｣









あいつら…今日初めてあの技をやってのけたのかよ







面白ぇ！！！あんなのがまだうじゃうじゃいんのかよ2次選考！






『じゃ、サラバ』







｢向こうで首長くして待ってろ、すぐに追いついてやる｣








あ…





そっか、ここからは1人で行かなくちゃいけないんだ






先に行ったのはあの白髪の方か…






モニターには【阿良々木A】という文字が連なった






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