melancholic × dogma【ブルーロック】【男主】

第4話 ページ5

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外に出ると既に他のバスは出払ったようで、最後の一台のみがそこにあった






諸々の準備を済ませて着いたのは無機質な狭めの空間と12個のロッカー






適当なところに荷物を入れて配布されたスーツに着替えていると









｢おいおい、こんなところにお姫様がいるぜ〜？｣






｢ボコられる前に早くお家に帰んなー？｣






同じルームメイトのうちの2人が俺を挟むように立ちはだかった






顔が女っぽい事は自分でもよく分かってるからいいんだけど、







｢‪”‬今夜のお相手‪”‬探しに来たのか？なんなら俺がなってやってもいいぜ｣





『uhー...(ホ モじゃねーし)』







｢ちょ、221番！？ここのトップランカーじゃん！コイツが！！？｣







｢んだそれうぜぇー、自分は俺達よりも上手いってか？｣








彼らの声が段々大きくなり、知らぬふりをしていた他のチームメイトの視線が突き刺さる






‪”頼むから俺を巻き込むな‬‪”‬









『(という顔だな)………sit(くそ)』









｢あ？何か文句あんのかよ女男｣









『I'm gonna smash your head in(頭かち割ってやろうか)？ hey loser(なぁ雑魚が)』







｢は？日本に居るなら...日本語話せよ！｣








左の男から遅い右ストレートが飛んできたので避けようとすると






視界に深緑の髪が広がった




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