幸せのカタチ

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家に入るとすぐ、


さっき交換したばかりのアドレスから


メールが来た。



『明日から、朝迎えに行く。 晴翔』



今日話してわかった、


シャイでクールな晴翔らしいメールに、


思わず顔が緩んだ。







朝、玄関を出ると


晴翔の姿が見えた。




晴「はよ。」


私「おはよ！テンション低っ！笑」


晴「お前が高すぎなんだよ、ばーか。」


そう言って、


鼻で笑う晴翔もかっこいい。



晴「あのさー、、、」


歩き始めてすぐ


いきなり私の手を掴んで


晴翔は言う。




晴「俺、今まで一回もなかったんだけど、一目惚れした。」



私「えっ、、、そ、そうなんだ！誰に誰に？」



内心ショックだったけど、


気付かれない様に明るく聞いた。



晴「お前に、、、」


私「えっ！？嘘でしょ！？そうやってからかわないでくださーい！」


からかわれたのが悔しくて、


涙が出そうだった。



晴翔に気付かれたくなくて、


目をそらした瞬間、


晴翔の腕に包まれる。



晴「俺、本気なんだけど？






すげー好き。」




耳元で言われて、


真っ赤になる顔。





私「私も、、、晴翔に一目惚れしちゃった。話してみて、もっと好きになった。」




出会ってすぐ、



私達は付き合うことになった。





桜が満開だった日。

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