13話 青峰大輝 ページ13
砂白「いただきます!!」
伊織「おう!食え食え!」
キャプテンの家に招かれた俺たち二人は大学三年生の姉、田中伊織さんにご飯を作ってもらった。
田中「悪いな、ねぇさん。」
伊織「別に大したことじゃないからいいよ。それより食えよ〜!二人とも育ち盛りだろ!」
A「ありがとうございます!」
伊織さんのご飯はすごくおいしかった。
伊織「へぇー。じゃぁ一年で一軍スタートなのか…。慶太も抜かされないようにがんばれよw」
湊「伊織さん、何かスポーツやってるんですか?」
伊織「三年前まで帝光バスケ部だったよ。」
田中「ねぇさん。それ長話になるでしょ?二人はそろそろ帰らなきゃ。」
湊「そうだね。帰ろう。」
田中「明日、よろしくな。」
砂白「はい!」
伊織「また来いよ〜!」
キャプテンの家を出たら今までずっと笑っていた湊の顔が急に曇った。
A「どした?」
湊「お母さんたち…。」
そういえば…。
そんな話してたよな。
湊「次いつ帰ってくるんだっけ?」
A「さぁな。」
俺たちの親はよく海外に行ってな家にいる時間のほうが短い。
??「大ちゃん!お母さん心配してるから帰ろう!」
??「うっせぇな…。もうちょっとだけいいだろ。」
??「大ちゃん!帝光!帝光!」
バスケットコートにいた二人の少年少女は折れたいを見つけるや否や目を輝かせて見てきた。
??「あの!帝光バスケ部ですか!?」
??「大ちゃん!帰ろうよ!」
いきなり絡んできた少年は俺とほとんど背丈が変わらなく、少女は湊より少し低いぐらいだった。
A「そうだけど?」
??「俺来年入りたいんですけど…。」
??母「大輝〜。さつきちゃーん。もう帰るわよ!」
A「また今度話そう。じゃぁな。」
青峰大輝…。
確か小六のやつだよな。
湊「あの人も帝光狙ってたらポジション争いやばいかもね…。」
異名は"
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作者名:雪 | 作成日時:2015年11月23日 1時