六つ子の妹は、最強になってしまった双子です。２

44＊side.おそ松 ページ5

おそ「2人とも、おかえりｯ！！」


今まで言えなかった分を一言につめた。あー、ほんっと、なんか安心したら泣けてきた


凛花「んー？あ！おそ兄泣いてる！！」


凛希「ほんとだ！珍しい……」


おそ「失礼なっ！俺だって泣くし！」


目元をごしごしとこすり、涙をふく。

てか、ほんっとに失礼だなw


おそ「2人とも。これからはさ、どんな些細なことでもいい。俺らに、自分が思ったことを教えて？俺達、5年間応えられなかった分、2人の気持ちにしっかり応えて行きたいからさ」


仕事にも行かせたくねぇぐらい、離れたくねぇんだけど、このふたりは絶対それを許さないから。


凛花「……そんな事言われても、何言えばいいのかわかんないし」


凛希「じゃあおそ兄！私の書類仕事してー！」


おそ「え……」


凛花「そんなんでいいの？じゃあ私のも！」


おそ「それは勘弁してぇぇぇ」


書類仕事なんてめんどくさいことお兄ちゃんしたくない！


チョロ「ほらほら。おそ松兄さん？応えてあげるんでしょ？可愛い妹からのお願いだよ？」


おそ「俺よりチョロ松の方が早く終わるじゃーん」


凛花「おそ兄嘘ついたー」


凛希「さっき思ったことに応えてくれるって言ったのにー」


あのぉ……思いっきり棒読みで言われても……


トド「おそ松兄さん！ランキング下がっちゃうねぇ。僕がしようか？」


おそ「え！下がるの？！ぜってぇヤダ！頑張りますぅー！チョロ松！2人分の書類！！」


カラ「あ、じゃあおそ松自身のも自分でやってくれ」


そう言い、俺のデスクに書類の山が3つ出来上がることになった。

うへぇ……あんな多かったか？書類


一「ﾋﾋｯ。頑張って。オニーチャンw」


十四「おそ松にーさん頑張ってねー！！」


いや、確かに応えたいって言ったけどさぁｯ！！！


おそ「俺が言いたかったのはこういうことじゃねぇんだけどぉぉ！？！？」


凛希「知ってるよ。ごめん。冗談……でもないけど、ちゃんと伝えるよ。変に隠したりせずに」


凛花「うん。冗談ではないけど、できる限り、頑張るから」


凛花+凛希「ありがとう。お兄ちゃん。」


……はい。可愛い。久々のお兄ちゃんで俺らの周りには花が舞ってるわ

弟達も撃沈じゃねぇかw


でも、良かった。そう思ってくれて。

昔のように！

ボス、幹部8人構成の松野ファミリーでやって行けるかな？








キリ悪くてすみません！

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