3次元の日常 ページ2
私はごく普通のどこにでもいる女子高生だ。
中学の頃までは自分の趣味を友人にも話していた。でも高校に入ってから私は自分の趣味を隠すようになった。
元から自分は人に流されるタイプだった。
中学の時も先生の推薦で生徒会長になってくれと言われた。私は当然嫌だった。自分から出しゃばるなんての以ての外だったから。
…でもこんな私だ。断れなかった。
それでも、そんな中でも人には流されず夢中になれるものがあった。
それはソーシャルゲーム、ソシャゲだった。その中でもあんスタには特に熱中していた。
ストーリーもいいし、キャラデザも自分の中では完璧だ。友人にも話したらプレイしてくれたみたいでそれだけでも嬉しかった。
でも、それは誰にでも受け入れてもらえらる訳では無かった。高校に入り、席が前に座っている子が話しかけてきた。名前は?中学の時何してたの?入部予定の部活は?趣味は?
その一つ一つの質問に1個ずつこたえた。相手の子も嬉しそうに相槌(あいづち)をうってくれた
けれど、最後の質問にこたえた途端その子に笑顔が消え苦笑いの顔になった。
前席「え……夕夏さんってもしかしてオタだったりするの…?」
「……えっ…………?」
前席「だってほら、私ゲームとかアニメとか見てたりする人ってオタクなのかな〜って」
「そ、そんなこと……」
前席「そんな事よりさ〜!K-⭕️OPとか興味ない?曲もカッコイイし、2次元なんかよりもよっぽどいいよ!!」
正直傷ついた。否定された…。悲しいのと同時に怒りと苦しみが湧き上がった。それでも私は相手に印象を悪くさせないように必死に感情を押し殺した。
「うん…曲聞いてみよっかな……」
本当は思っても無かった言葉を口に出してしまった。
前席「本当〜!?嬉しー!!明日感想聞かせてー!!」
そう言い残すと席を離れて行った。
その時舞李がこちらに近づいてきた
「そんなに気にしなくてもいいんだからねー?」
と優しく声をかけてくれた。さっきの会話を聞いてたのだろう。
「ありがとう舞李、そんなに気にしてないし大丈夫」
と言って私はその場を離れた。
それから自分の趣味は人には話さなくなった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーあんスタキャラ
葵ゆうた
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夕夏(プロフ) - ポムックス様コメントありがとうございます!!時間が取れたら更新します!! (2018年5月17日 0時) (レス) id: 126cb356fd (このIDを非表示/違反報告)
夕夏(プロフ) - るか様コメントありがとうございます!!間違いのご指摘ありがとうございます。今年は受験生でテストも頻繁にあるので中々時間が取れません…。ですが時間が取れた時に修正、更新したいと考えております。今後もよろしくお願いしますね!! (2018年5月17日 0時) (レス) id: 126cb356fd (このIDを非表示/違反報告)
ポムックス(プロフ) - レオ様の激裏お願い! (2018年5月14日 23時) (レス) id: fc6f24257f (このIDを非表示/違反報告)
るか(プロフ) - コメント失礼します。夢ノ咲の漢字が間違っていると思います。あと、このお話すごく気に入っています。更新楽しみに待っています。 (2018年1月29日 16時) (レス) id: 84f6ab2201 (このIDを非表示/違反報告)
夕夏(プロフ) - コメントありがとうございます。私からの返信は消去させて頂きました。また、コメントを今後ともして頂けると幸いです (2018年1月1日 18時) (レス) id: 126cb356fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:遊音 | 作成日時:2017年12月20日 20時